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:2003年6月20日 |
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:金澤亜美・浜口清・小川博世 |
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:特許第3440298号 |
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:「電気・電子」「情報・通信」 |
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:NICT |
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:「制御・ソフトウェア」 |
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適切な指向性パターンを変化させる |
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単一の基地局と複数の移動局間において同時に良好な通信を行うためには、アンテナの指向性を調整する必要が生じる。例えば通信を行う移動局の方向には高いアンテナ利得を設定し、通信しない移動局の方向には低く設定して妨害となる電波を軽減する。この指向性パターンは移動局の移動に伴って変化させることが必要とされる。 |
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受信を意図しない方向からくる干渉波に対して、その方向を含めた比較的広い方向に向いているサイドローブのアンテナ利得が一定値以下になるようにアンテナ重み係数を制御する。このときアンテナ重み係数は移動局の位置によって参照するが、あらかじめ基地局にテーブルとして保存しておく。 |
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●アレーアンテナ
本発明を適用することにより、干渉波の抑圧可能範囲を広くすることができると同時に、短時間で適切な指向性パターンを導出するアレーアンテナを提供することができる。
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