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:2002年10月18日 |
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:飯草恭一・田中正人 |
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:特許第3360116号 |
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:「情報・通信」「電気・電子」 |
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:NICT |
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:「機械・部品の製造」 |
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安定した無線通信を実現 |
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導波管や平面平板などの導体で包まれた導波路や共振器の一部に複数のスロットを切り、それらを素子アンテナとして動作させたスロットアレーアンテナがある。これを、端末局と無線通信を行うための基地局アンテナに用いる場合、スロットの形成状態による指向性があるために、端末局の位置が若干変わっただけでも通信状態が悪化するケースがあった。 |
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本発明のスロットアレーアンテナは、下図のように内部導体・誘電体・外部導体・外部導体円筒部上のスロットペア・給電部などから構成される。スロットペアは誘電体を伝搬する電波の波長の1/4の長さだけ離して配置され、電波伝搬方向に対して±45度となる2つのスロットで構成する。これによりアンテナの方位角によって異なる回転方向を持つ円偏波を送受信できる。 |
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●室内無線LAN用アンテナ
部屋形状や端末配置に合わせたアンテナパターンのスロットペアを形成し、各端末と安定した無線通信を実現できる。
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