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:1999年2月5日 |
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:廣本宣久 |
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:特許第2881731号 |
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:「化学・薬品」「無機材料」 |
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:NICT |
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:「検査・検出」「材料・素材の製造」 |
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あらゆる散乱角の選択が可能 |
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流体中に浮遊する粒子を光学的に実時間で検出したり、粒子の種類を識別する浮遊粒子測定装置がある。これまでの装置では、管体に流体を取り込んで光を入射し、散乱光を測定しているが、散乱角度が90度付近の散乱光のみの計測しかできなかった。 |
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本発明では、管体の構造を工夫し、散乱角度がその他の場合にも計測を可能にした。そして、前方散乱近くから後方散乱近くまで広く選択してとることができ、種類の異なる粒子の検出や識別も可能である。 |
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●リアルタイムアスベストモニタ
本発明を適用することにより、例えば球粒子や円柱粒子による散乱光の後方散乱に近い散乱角170度での波長0.488ミクロンの光の偏光の大きさの、粒子半径に対する依存性など、従来では識別できなかった浮遊粒子を測定することができる。
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