ランダムなベクトル列の出力装置、出力方法、及び、情報記録媒体 |
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:2000年2月10日 |
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:梅野健 |
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:特許第3030341号 |
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:「情報・通信」 |
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:NICT・梅野健 |
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:「制御・ソフトウェア」 |
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カオス理論による乱数発生方法 |
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乗算よる漸化式では、乱数の周期が問題になっていた。従来の乱数発生方法によると、乱数分布に偏りが発生し、収束性が悪化してしまったり、複数の整数の対からなる乱数を同時に生成することができない不都合があった。 |
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本発明では、カオス理論の延長として、楕円関数の加法定理から導かれる有理写像を漸化式に用いる。そして、ベクトル列の生成手法が2つあるときに、これらを結び付けて、より高次元のランダムなベクトル列であって、その分布の密度関数が解析的な関数として得られるものを出力するようにする。 |
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●情報記録媒体
ベクトル列の出力装置移動体電話やインターネット上での機密保持など、実産業界での要望が多い。
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