研究成果
2013.6.3

Fruitlessタンパク質の制御に関して、新しい仮説を提唱しました

 ショウジョウバエのニューロンの性を決定するFruitless(Fru)タンパク質が、クロマチン構造制御を通じてその機能を発揮することは、原著論文、Ito, H. et al. (2012) Cell 149, 1327-1338に報告しています。その研究により、FruがHDAC1を標的サイトに動員すると雄化が進み、HP1aを動員すると脱雄化へと向かうことがわかりましたが、この二つのどちらが動員されるのかを決める仕組みは不明です。これについて、蛹化の前後に二峰性のピークを示して上昇するステロイドホルモンのエクダイソンが、HDAC1とHP1aとを継起して標的に動員するとする仮説を、雑誌Flyに発表しました。


130603_fly


論文題目

Ito, H., Sato, K. and Yamamoto, D. (2013)

Sex-switching of the Drosophila brain by two antagonistic chromatin factors.

Fly 7, 87-91.




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