研究成果
2013.9.22

最新の行動遺伝学の実験手法をプロトコル本にて発表しました

 山元大輔、古波津創、小金澤雅之は、温度感受性チャンネルのdTrpA1を少数の神経細胞に発現させて温度制御によりショウジョウバエに行動を惹起させる手法と、トレッドミル上で行動するショウジョウバエの脳から神経活動を光学的に記録する手法を集約して、プロトコル本に発表しました。特に、後者の手法は山元研究室の古波津によって独自に開発されたもので、行動遺伝学をベースとした神経回路研究に革命を引き起こすものといえます。なお、この手法の初出となる原著論文は、Kohatsu S. et al. (2011) Neuron 69, 498-508です。


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図:プロトコル本の表紙

書籍タイトル

Yamamoto, D., Kohatsu, S. and Koganezawa, M. (2013)

Insect pheromone behavior: fruit fly.

In: Pheromone Signaling, Ed. K. Tohara, p.261-272, Humana Press, Springer, New York.
ISSN 1064-3745 ISSN 1940-6029 (electronic) 
ISBN 978-1-62703-618-4 ISBN 978-1-62703-619-1 (eBook)
DOI 10.1007/978-1-62703-619-1

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