私たちの研究室では、動物の行動が起こる仕組みを、分子(遺 伝子)・細胞(脳)・個体のレ ベルで解明していくことを目指しています。
山元は、『現代化学』誌の“生物の窓”欄で、ショウジョウバエのfruitless (satori)変異体の研究の発端から現在まで、自身の研究を中心に紹介しています。これまで、性指向性が遺伝子によって決定付けられる事例として理解されてきたsatori変異体ですが、実はその同性愛形質の発現に、飼育環境が少なからず影響を及ぼすと言う最新の研究成果を含め、この研究の予想を超えた展開が語られています。
同性に求愛するハエ
現代化学 No.525, 36-38.
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