私たちの研究室では、動物の行動が起こる仕組みを、分子(遺 伝子)・細胞(脳)・個体のレ ベルで解明していくことを目指しています。
山元研の原らは、キイロショウジョウバエ胚の筋細胞で中心的な役割を演じるCa2+チャンネルがDmca1Dであることを、パッチクランプ法と突然変異体の活用によって明らかにしました。胚の筋標本を用いることによって、致死変異のホモ接合体についても膜特性の解析が可能となり、神経変性疾患モデルの研究などに寄与することが期待されます。
The Dmca1D channel mediates Ca2+ inward currents in Drosophila embryonic muscles.
J. Neurogenet. 2015 May 25 [Epub ahead of print]. PMID: 26004544
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