トピックス｜NICT 未来ICT研究所行動神経生物学プロジェクト

研究成果

2018.2.22

脱皮ホルモンが性ホルモン様作用を持つことを論文発表しました

　昆虫には、テストステロンやエストロゲンといった性ステロイドホルモンは存在しないと言われています。一方、昆虫のステロイドといえば脱皮ホルモンのエクダイソンが有名です。山元研究室のBinglong Zhangらは、エクダイソン受容体を操作することで、雄特異的突起を持つニューロンの割合を変えることに成功し、これによりエクダイソンに性ホルモンに似た働きがあることを明らかにしました。

^{図：エクダイソンの増減によってニューロンの性分化が制御される仕組み}

^出典

^{Zhang, B., Sato, K. and Yamamoto, D. (2018)}

^{Ecdysone signaling regulates specification of neurons with a male-specific neurite in Drosophila.}

^{Biol. Open}^{7, bio029744. doi:10.1242/bio.029744.}

^{このページのトップへ}

情報通信研究機構（NICT） 未来ICT研究所 フロンティア創造総合研究室 行動神経生物学プロジェクト（山元研究室）

研究成果 2018.2.22

脱皮ホルモンが性ホルモン様作用を持つことを論文発表しました

出典

情報通信研究機構（NICT）　未来ICT研究所
フロンティア創造総合研究室　行動神経生物学プロジェクト（山元研究室）

研究成果

2018.2.22

^出典