私たちの研究室では、動物の行動が起こる仕組みを、分子(遺 伝子)・細胞(脳)・個体のレ ベルで解明していくことを目指しています。
山元研究室の大手学(現・慈恵医科大学助教)は、キイロショウジョウバエの共生細菌、Wolbachiaが合成し、感染宿主雌の生殖幹細胞を保全して次世代への菌の伝搬を高めるよう仕向けるTomOタンパク質を前報で報告しました。このたび、イエカを宿主とするWolbachiaの異なる系統からTomOを得て構造比較を行い、TomOタンパク質の機能ドメインを推定するとともに、その進化的多様化の道筋を明らかにしました。
Arch. Insect Biochem. Physiol. 2018;e21471. https://doi.org/10.1002/arch.21471
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