研究成果
2026.7.14

雄特有の筋肉をつくる遺伝情報の在処(ありか)を特定

  キイロショウジョウバエ成虫の雄は、雌にはない一対の大きな筋肉(略称:MOL)を腹部に持っています。ここに伸びる運動ニューロンが何らかの誘導物質を分泌した結果、MOLができると考えられます。中村悠里(東北大時代の当ラボ修士院生)、Tamas Lukacsovich(?2024年 NICT有期研究員)らは、雄決定遺伝子fruitless(fru)の上流配列を詳細に調べて、MOL誘導のために必須の塩基配列を決定し、cis-element for MOL induction (略称:CeMoi。仏語のC’set moi「セモア=「俺だよ」にかけた」と命名しました。 未知の誘導機構解明に向けた大きな一歩といえます。

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図 : MOL誘導の成否を分けるゲノムの範囲を決める実験結果.


出典

Nakamura, Y., Lukacsovich, T., Tomihara, K., Liang, H., Szlanka, T., Sato, K. and Yamamoto, D. (2026)


Fine mapping of a putative genomic element that mediates the induction of a male-specific muscle in Drosophila.

Journal of Neurogenetics DOI: 10.1080/01677063.2026.2696088.




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