Beyond5G 研究開発ワークショップ
「次世代海底光ケーブルの研究開発動向」について

国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT、理事長:徳田 英幸)(以下、「NICT」という。)は、 「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に関連して、Beyond5G 研究開発ワークショップ 「次世代海底光ケーブルの研究開発動向」を実施いたします。

1.開催趣旨

革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業では、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業 基金運用方針」 (令和6年7月4日改定・公表 総務省)に基づき、基金事業を実施しており、これまで、委託研究開発を実施してきました。

これらの委託研究開発等においては、光ファイバーに関する研究開発にも取り組んできたところですが、 今後さらに取り組みを進めるにあたっての参考とするため、「次世代海底光ケーブルの研究開発動向」と題したワークショップを開催します。
ワークショップでは、今後の研究開発テーマの設定等に向けて、本分野で取り組むべき研究開発課題等を抽出することを目的に、 現在の光海底ケーブルが取り巻く技術開発動向、将来動向等のプレゼンテーションとパネルディスカッションを実施します。

2.開催日程・場所

日程:令和7年9月18日(木) 14:00~17:00 ※終了時間は多少変更する場合がございます。
開催場所: NICTイノベーションセンター又はオンライン
     (〒103-0027東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋 タワー15階)
参加費: 無料

3.プログラム(予定)

予定 時間 実施プログラム
Ⅰ.開会 14:00~ 【事務局】プログラムの流れ、オンライン基本操作、注意事項などの説明
Ⅱ.挨拶 14:02~ 萩本 和男 NICT 革新的情報通信技術研究開発事業プログラムディレクター(PD)
Ⅲ.講演 14:05~ 1.「MCFによる次世代長距離光海底ケーブルの課題と展望」鈴木正敏 副学長・教授(公立千歳科学技術大学)
2.「光空間多重技術の創生と進展(仮)」盛岡敏夫教授(デンマーク工科大学)
3.「超大容量MCF光海底伝送システム技術(仮)」釣谷剛宏様(KDDI総合研究所)
4.「超⻑距離マルチコアファイバ伝送システム技術」竹下仁士様(NECアドバンストネットワーク研究所)
5.「柔軟性と信頼性を両立する次世代MCF海底光ネットワーク」神野 正彦教授(慶応義塾)
6.「海底⽤各種スイッチング粒度(MCF/コア/波⻑)MCF光スイッチ技術」音羽亮平様(santec AOC)
7.「大容量海底光通信システム用マルチコアファイバと増幅器」杉崎隆一様(古河電気工業)
(休憩) 16:00~ (休憩)
Ⅳ.パネルディスカッション 16:10~ 講演で示された技術課題等に基づき作成した各技術分野の概要を踏まえ、実現する社会像や達成目標、 実現に必要な取組及びスケジュール等について、各セッションのモデレータ等によるパネルディスカッション形式で意見交換を実施します。
〈進行〉 原井 洋明 NICT ネットワーク研究所 研究所長
〈パネリスト〉(6名)
鈴木 正敏 副学長・教授(公立千歳科学技術大学)
神野 正彦教授(慶応義塾)
釣谷 剛宏様(KDDI総合研究所)
竹下 仁士様(NECアドバンストネットワーク研究所)
音羽 亮平様(santec AOC)
杉崎 隆一様(古河電気工業)
Ⅴ.総括 16:55~ 原井 洋明 NICT ネットワーク研究所 研究所長
Ⅵ.閉会 17:00

4.会場参加によるご参加者の想定

・企業・大学等で、光ケーブル関係の研究開発に携わっておられる方
・当日、講演会及びパネルディスカッションにおいて意見交換に参加いただける方

5.応募フォーム

会場参加の方及びオンライン聴講の方はそれぞれ以下のフォームでご登録をお願いいたします。
締め切り:令和7年9月11日(木) 正午までにお申し込みください。

(1) 会場参加の方

フォームアドレス: 会場参加登録フォーム(Forms)

会場の関係により、25名までの人数が限定されており、かつ、現地における多様な方々からの意見交換を行うことから、 1社2名までのご参加としていただき、それ以外の方々は、オンライン参加の登録をお願いいたします。 なお、同一の会社・組織から複数の申し込みをいただいた場合は、事務局にて会場参加者様を調整させていただくことがある点にご留意ください。

(2) オンライン聴講の方

フォームアドレス: Webexウェビナー登録フォーム

問い合わせ先

オープンイノベーション推進本部
総合プロデュースオフィス ワークショップ事務局

E-mail:oihq※ml.nict.go.jp(※を@にしてください)