深層学習による環境品質予測技術

AIを活用したIoTデータ連携による環境スマートサービスの実現を推進

社会実装

研究者より

環境品質予測モデルを活用した環境問題対策支援の共同研究も国内外で実施しています。環境モニタリング事業者等への技術移転も進めていますので、お気軽にお声がけください。

ユニバーサルコミュニケーション研究所
統合ビッグデータ研究センター

概要

都市環境に関する様々なセンシングデータの空間的・時間的な相関パターンを発見・予測する深層学習方式の研究開発と、異常気象や大気汚染による交通・健康など社会生活への影響(環境品質)の短期予測と行動支援への応用を行っています。相関パターンの時空間的な連続性や局所性を考慮し予測モデル作成を工夫することで、高い汎用性と予測精度を両立させています。また、ユーザ収集データを連携させ予測を最適化する技術の開発にも取り組んでいます。

深層学習による環境品質予測技術

提供内容・活用

この技術は、NICTの統合テストベッド上のxDataプラットフォームに実装され、大気汚染の早期注意報・警報発令支援や、環境に配慮したモビリティやヘルスケアのためのスマートサービス等に応用されています。xDataプラットフォームが提供する応用分野ごとの情報資産(予測モデルや分析データ、処理プログラムなど)と各種APIを用いて、たとえばユーザ参加型で開発する健康アプリや、異常気象時のルートナビなど、異分野データの相関を活用したさまざまなサービスが開発可能です。

関連情報

文献:PeijiangZhao, Koji Zettsu: Decoder Transfer Learning for Predicting Personal Exposure to Air Pollution. BigData 2019: 5620-5629.

Koji Zettsu: Transforming Sensing Data into Smart Data for Smart Sustainable Cities. BDA 2019: 3-19

http://www.multimediaeval.org/mediaeval2019/wellbeing/(2019),
https://multimediaeval.github.io/editions/2020/tasks/lifelogging/(2020)

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