深層学習による環境品質予測技術・運転リスク予測技術

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特徴・優位性

  • 高い汎用性と予測精度を両立
  • xDataプラットフォームに実装済
  • ユーザ収集データを連携させ、予測を最適化
  • NICT総合テストベッドを活用。共同研究、技術移転歓迎

用途・応用分野

  • 異常気象や大気汚染のモニタリングと対策支援
  • 運転リスク等に応じたリスク回避運転推薦や交通ナビゲーションなど、スマートシティ向けサービスの開発
社会実装

概要

都市環境に関する様々なセンシングデータの空間的・時間的な相関パターンを発見・予測する深層学習方式やマルチモーダルAIの研究開発をもとに、異常気象や大気汚染による交通・健康など社会生活への影響(環境品質)の短期予測と行動支援への応用や、走行シーンで発生する運転リスクの予測とリスクに適応する行動推薦などの応用を行っています。相関パターンの時空間的な連続性や局所性を考慮した予測モデル作成や、環境データと運転データのマルチモーダルAI技術により、高い予測精度を実現させています。(2025年6月19日更新)

環境基準(光化学オキシダント)注意報・警報の早期警戒

国内で唯一環境基準が未達の光化学オキシダントを常時監視

→ 注意報・警報の発令リスクを事前に予測し要員待機等の負担を軽減

環境品質短期予測のカスタマイズ
説明図。複数の環境データに地域や自治体ごとの業務フローデータをあわせて、地域ごとのオキシダント注意報予測と待機する要員数の予測等を行う
自治体監視業務支援アプリ
説明図。複数の濃度遷移の実測値から予測値を求め、地域ごとの警戒レベルを割り出す

マルチモーダルAIを活用した運転リスク予測

マルチモーダルAttentionモデルにより、環境データとドライバーの運転データを組み合わせることで、事故やヒヤリハットなどの運転リスク事象を高精度に予測

→リスク回避運転行動の学習などに利用

説明図。ドラレコ、活動量、その他環境データをマルチモーダルに処理し、運転リスクを解析。右左折や合流、歩行者などのリスク予測精度は、すべて従来の手法を上回る

関連情報

担当部門

ユニバーサルコミュニケーション研究所 統合ビッグデータ研究センター

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