絶対に情報が漏洩しない量子暗号通信を検証するネットワーク基盤

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更新日:2026年6月20日

特徴・優位性

  • 量子鍵配送を用いた暗号通信を検証可能なテストベッドとして、世界最長の運用実績
  • 産業界、大学、研究機関と連携可能な実証環境

用途・応用分野

  • 情報理論的安全性を担保したデータの流通・保管・利活用
  • 金融、医療など、データの取り扱いにおいて高秘匿性が求められる分野

概要

量子技術のひとつである量子鍵配送(QKD*)により、鍵と呼ばれるデータが盗聴されたことを確実に検知できます。QKDで鍵を共有し、それをワンタイムパッドという暗号方式で利用する量子暗号通信はどんなコンピュータがあっても解読できない暗号通信です。日本、米国、欧州、中国などを中心に、量子暗号通信の研究開発とQKDネットワークの構築が世界中で進められています。

日本においては、NICTが2010年に東京を中心とした光回線を利用して量子暗号通信のテストベッドである「東京QKDネットワーク」を構築し、世界初となる量子暗号通信による秘匿動画配信の実証に成功しました。このネットワークは世界で最も長い運用実績があります。

NICTは、産業界、大学及び研究機関と連携し、量子暗号通信に関わる長期運用試験や量子セキュアクラウドのようなアプリケーションの開発・実証に取り組んできました。東京QKDネットワークは量子暗号通信の基本機能の体験やアプリケーションの開発、ユースケースの検討・実証などに利用可能です。

* Quantum Key Distribution


量子暗号通信の説明図。暗号鍵を量子鍵配送で共有し、ワンタイムパッドで暗号化を行う。
量子鍵配送を用いた暗号通信
2010年当時の東京QKDネットワークの構成。小金井3箇所、大手町2箇所、本郷1箇所を結んで構成する。NTT、NEC、東芝、三菱電機のほか、海外研究機関も参画
東京QKDネットワーク構成(2010年当時)

関連情報

担当部門

量子ICT協創センター

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