技術展示
電磁波先進技術
- リモートセンシング技術
- 宇宙環境技術
- 電磁環境技術
- 時空標準技術
- デジタル光学基盤技術
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A01
地デジ放送波を使った地表付近の水蒸気量測定 ~ ピコ秒精度で電波の伝搬遅延を計測、ゲリラ豪雨の予測精度向上へ ~
大気中のガスである水蒸気は、凝結(ぎょうけつ)し、雲粒・雨粒となり液体の水となり地表へ雨として降り注ぎます。このような相変化で大気中の水蒸気量は大きく変動しますが、広範囲に低コストで水蒸気量を測定する観測手法は十分とは言えない状況です。そこで NICT では地デジ放送波の伝搬時間の変化を高精度(ピコ秒精度; 10-12秒)に測定することで、地表付近の水蒸気量を低コストで観測可能な手法を開発しました。この手法と首都圏と九州地方での観測網について紹介します。
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A02
ウィンドプロファイラ ~ 風を電波で測る ~
ウィンドプロファイラ(Wind Profiler Radar; WPR)は、電波を使って風速を連続的に測るレーダーです。WPRは、気流の乱れによる屈折率の変動を利用することで、晴天中の風を測ることができます。リモートセンシング研究室では、WPR観測技術の高度化に取り組んでいます。
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A03
フェーズドアレイ気象レーダーのリアルタイム観測データの利活用 ~ 30秒ごとの3次元データでゲリラ豪雨を予測 ~
吹田、神戸、沖縄、さいたまに設置したフェーズドアレイ気象レーダー(PAWR)の観測データをリアルタイム転送することでゲリラ豪雨予測に関する実証実験を行っています。半径60 km、高度16 kmまでの詳細な3次元降水分布を30秒毎に観測できるPAWRのデータを用いることで、理研と協力して3Dナウキャストやビッグデータ同化を行い、(株)エムティーアイと共同開発したスマホアプリ「3D雨雲ウォッチ」によるリアルタイム配信を行っています。
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A04
マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR) ~ 発達する積乱雲内部の雨を高精度に三次元で観る ~
マルチパラメータ・フェーズドアレイ気象レーダー(MP-PAWR)はフェーズドアレイ気象レーダー(PAWR)にマルチパラメータ(二重偏波)機能を追加することにより、高速三次元観測性能に加え、雨量の計測精度を格段に向上させた最新型の気象レーダーです。
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A05
アースケア衛星搭載雲レーダーの開発とその地上検証 ~ 電波で雲を観る ~
NICTは日欧共同で開発しているアースケア衛星に搭載する雲レーダーを宇宙航空研究開発機構と共同で開発してきました。我々のリモートセンシング研究室では、地上から上空の雲を測定する2台の雲レーダーを整備し、衛星打ち上げ後に衛星搭載雲レーダーの地上検証をする準備を進めています。
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A06
全球降水観測計画主衛星搭載二周波降水レーダ(GPM/DPR) ~ 宇宙から降水(雨と雪)を観る ~
NICTは JAXAと共同で全球降水観測計画主衛星搭載二周波降水レーダ(GPM/DPR)を開発し、同レーダは日米共同ミッションのGPM計画の主要センサーとして、2014年2月H-IIAロケットで打ち上げられ、現在も衛星軌道上から全地球の降水(雨と雪)の観測を継続中です。同レーダと観測された全球の降水の様子について紹介します。
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A07
航空機搭載合成開口レーダー(SAR) ~ 電波で作る3D地図 ~
航空機搭載合成開口レーダー(Synthetic Aperture Radar: SAR)では電波を使って地表面を視ることができます。マイクロ波帯の周波数を用いることで昼夜間・天候問わず地表面を観測することができます。リモートセンシング研究室ではSARによる地表の可視化について取り組んできました。ここでは、電波の位相を使うことでSARデータから作成できる3D地図について紹介します。
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A08
マルチパラメータ差分吸収ライダー(MP-DIAL) ~ 風・水蒸気・CO2を光で観る ~
マルチパラメータ差分吸収ライダー(MP-DIAL)は、目に安全な赤外線レーザー光を使って大気中の風、水蒸気とCO2を観ることができる装置です。水蒸気とCO2による波長ごとの吸収量の差を利用することで昼夜問わず観測することができます。装置の概要と観測結果について紹介します。
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A09
安心・安全な電磁環境を守るために ~ 電波測定技術によるBeyond 5G / 6G実現へのアプローチ ~
私達の生活空間では、通信・放送など様々な電波が利用されています。これからのニューノーマル時代を拓く最先端のICTではこれまで以上に電波を利活用することが求められます。一方で、電波を安全かつ安心して利用するためには、それぞれの機器がどのくらいの電波をだしているかを正確に測ることが不可欠です。今回の展示では、本格的に普及が進む5Gや技術開発が進むBeyond 5G / 6Gで用いられるミリ波またはテラヘルツ波と呼ばれる電波を精密に測定するための特殊な研究設備や測定装置を紹介します。
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A10
最先端技術を支える高精度な時間と周波数の世界
時空標準研究室では、原子時計というずれが極めて小さい時計を運用して時刻信号を生成し、これを日本標準時として電波時計やNTP等の形で社会に供給しています。また同時に光技術を利用した時計で更なる高精度を追求したり、IT社会の中で正確な時刻や時間を利用する新しいアプリケーションも研究しており、本展示ではこれらの内容について簡単に紹介します。
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A11
デジタル光学技術から生まれるホログラフィック光学素子及び測定システム
NICTでは回折光学技術のデジタル化により、ホログラフィック光学素子の作製や、デジタルホログラムを用いた測定技術の研究開発を行っています。ホログラフィック光学素子やその応用例、また3次元的に試料を観察するホログラフィック顕微鏡への応用などについて紹介します。
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A12
超広帯域アンテナ 〜 通信からリモセンまで丸ごと1本 〜
建設から30年近くを経た鹿島34mアンテナの観測性能を大幅に向上させ、日本〜イタリア間での光格子時計の精密周波数比較実験を成功に導いた最先端の超広帯域アンテナ技術について述べるとともに、リモートセンシング分野への同技術の応用例について紹介します。
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A13
宇宙天気予報 ~ 宇宙天気予報センターバーチャル展示 ~
太陽活動が活発になると地球近傍の宇宙空間に乱れが生じ、通信・測位等の電波利用や、航空・衛星運用などに影響を与えます。この「宇宙天気」と呼ばれる現象を正確に現況把握・予報することは、現在の社会インフラの安定的な利用や高度化のための課題となっています。宇宙環境研究室における宇宙天気予報の取組みを、宇宙天気予報センターからバーチャル展示形式でご紹介します。
革新的ネットワーク
- 計算機能複合型ネットワーク技術
- 次世代ワイヤレス技術
- フォトニックネットワーク技術
- 光・電波融合アクセス基盤技術
- 宇宙通信基盤技術
- テラヘルツ波ICT プラットフォーム技術
- タフフィジカル空間レジリエントICT 基盤技術
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I01
デバイス研究のオープンイノベーション拠点 ~ 先端ICTデバイスラボ ~
私たちが快適生活を送れる情報社会では、多くの微小デバイスがその基盤を支えています。より豊かな社会を構築すると期待されるBeyond 5G時代では、さらに高度で先進的・革新的な情報通信デバイスが鍵となります。そのようなデバイス研究開発のため、先端ICTデバイスラボは、大学や企業等に開かれた研究施設として研究開発を支えています。
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I02
Beyond 5G時代を見据えたAI間連携による大規模ネットワーク制御技術 ~ マルチベンダ環境でのオペレーション自動化の実現に向けて ~
Beyond 5Gでは、ネットワークの管理/制御はいっそう複雑化します。高度な共通管理基盤に基づくAI間連携により、2030年代の人手を介さないネットワーク自動制御技術の実現を目指します。
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I03
FPGA によるプログラマブルルーターの研究開発 〜 映像の乱れ・途切れのない快適な遠隔授業の実現へ 〜
進化し続ける多様なネットワークサービスを持続していくために高度な処理機能をハードウェアルーターにプログラムする仕組みの研究です。超低遅延データ転送と安定した通信品質を保証します。
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I04
トラスタブルなネットワークサービス実現に向けた研究開発 ~ 分散台帳技術を適用したネットワーク内コンピューティング ~
Beyond 5Gではネットワークが「超多数」のコンピュータによって構成されます。本研究では超多数のコンピュータを活用した応答性・信頼性が高いネットワークサービスの基盤技術を確立します。
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I05
身近なネットワークを快適にする技術 ~ アクセス網の高速・多数接続を光で支える ~
誰もがテレワークや遠隔授業、オンラインゲーム等を快適に行うため、家庭・学校・オフィス等につながる光ネットワークの高速化や多数接続の実現を目指す研究です。
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I06
広域光ネットワークを大容量化する技術 ~ 世界最先端の光ファイバ通信技術 ~
様々な場所からのデータが行き交う広域光ネットワークのトラヒックは増加し続けています。2030年代においても持続的に光ネットワークの大容量化を支えるための研究です。
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I07
光と電波をあやつる革新的デバイス技術
家庭やデータセンター、IoTネットワークで利用できる超小型波長可変レーザ光源や、次世代光通信での活用が期待される広帯域光・電気変換デバイスなど、将来の通信ネットワークを革新するキーデバイスについて紹介します。
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I08
光と電波を融合した新しいシステム技術
電波・無線信号を光ファイバ通信の技術を利用して発生、伝送させる光ファイバ無線技術を基盤とした光・電波融合型アクセス技術の最新研究開発成果や産学との連携による社会展開について紹介します。
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I09
ローカル5Gの高度化 ~ 公衆網と自営網のスマートな連携 ~
ローカル5Gを高度化する技術のデモンストレーション(またはそのビデオ展示)を行います。
【展示1】ローカル5Gのような局所的な自営網への接続遅延の回避を公衆網経由でアシストする事前仮想接続技術を紹介します。
【展示2】公衆網や自営網の複数網の中から適切な複数リンクを利用する際にシームレスな移動通信を提供する拡張MPTCP技術を紹介します。 -
I10
製造現場の無線安定化成果を他領域へ拡大 〜 Flexible Factory Project / Flexible Society Project 〜
モノとモノがインターネットでつながるIoT(Internet of Things)。製造現場でもIoT化は進んでおり、製造現場には様々な無線通信システムやアプリケーションが導入されてきています。無線通信は配線が不要なため導入しやすい反面、干渉などの通信トラブルが起こる可能性もあり、かえって生産効率を低下させかねない懸念もあります。NICTは、IoT化が進む製造現場で、作業に携わる方々が安心して円滑に作業ができるよう、複数のメーカーやサービス事業者などと連携して「Flexible Factory Project(FFPJ)」を立ち上げ、新たな無線プラットフォームの開発や、無線通信規格の仕様策定、製造現場での無線の普及を促進するための情報提供などを主導しています。本展示では、NICTが開発したSRF (Smart Resource Flow)無線プラットフォームや無線環境のリアルタイム可視化技術、そして、無線普及を促進するためのセキュリティガイドライン、無線トラブル事例集等の発行物について紹介します。
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I11
体感する!モノたちの通信 IoT communications to experience
SUNを用いたマルチホップ通信の通信経路選択をミニゲームできるデモンストレーションを行います。
【展示1】マルチホップの通信経路の選択結果で得点が変わるミニゲームをAWSに設置し、オンラインで体感できます。 -
I12
Beyond 5G / 6Gネットワーク実現のためのワイヤレスエミュレータ
ワイヤレスネットワークの複雑化により、これまで以上に多くの課題が出てきます。例えば、多くの干渉によって通信品質が悪化したり、場合によっては通信そのものができなくなります。また、大規模システムでは、その実用性を検証することも非常に困難です。そのような課題を解決する技術として、ワイヤレスエミュレータが注目されています。本展示では、NICTが取り組むワイヤレスエミュレータの研究開発について、動画を交えてわかりやすく説明します。
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I13
地上から海、空、宇宙空間までを3次元的につなぐ、Beyond 5G / 6G時代のNon-Terrestrial Network
Beyond 5G / 6Gなど次世代の移動通信システムの実現に向けて、衛星通信システムと地上通信システムを連携させ、衛星やHAPS(高高度通信プラットフォーム)などすべての移動体をつなぎ、宇宙から地上までが多層的に接続されるネットワークの実現に取り組んでいます。
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I14
NICTにおける衛星光通信の研究開発計画
衛星光通信に関する宇宙通信システム研究室の今後の研究開発計画を紹介します。
1.サイトダイバーシティに向けた人工知能による雲認識の研究開発
2.小型衛星による衛星光通信の研究開発 -
I15
大容量でフレキシブルな次世代ハイスループット衛星通信システム
NICTでは、電波と光のハイブリッドによる、大容量でフレキシブルな次世代ハイスループット衛星通信システムの研究開発を行っており、2023年度に打ち上げ予定の技術試験衛星9号機(Engineering Test Satellite-9、ETS-9)を用いて実証実験を行います。
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I16
超高速先進光通信機器(HICALI)の研究開発
技術試験衛星9号機(Engineering Test Satellite-9、ETS-9)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)、総務省、情報通信研究機構(NICT)、三菱電機が開発中の技術試験衛星で、2023年度中にH3ロケットで打ち上げられる予定です。NICTは、開発したHICALI(超高速先進光通信機器)をETS-9に搭載し、静止軌道と地上間で上り・下り10Gbps級の光衛星通信の実証を目指しています。また、HICALIとの実験に向け、新規開発した精追尾光学系をNICT光地上局に設置しました。
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I17
低軌道衛星と光地上局間での衛星光通信実験
宇宙通信システム研究室の最新の実験活動「低軌道衛星と光地上局間での光衛星通信実験」を紹介します。
1.ドイツ航空宇宙センター(DLR)との共同実験:小型衛星搭載光通信機器(OSIRISv1)実験
2.SONY/JAXA との共同実験:小型光通信実験装置「SOLISS」実験 -
I18
可搬型光地上局の研究開発
可搬型光地上局は2020年にアンテナを搭載した車両一体型の光地上局として完成し、2021年には空間を伝搬した光を安定して捕捉するための精追尾光学系が取り付けられました。本展示では、この可搬型光地上局の特徴や、これから行われる実験について紹介します。
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I19
小型航空機でもインターネット利用を可能にする平面薄型アンテナ
あらゆる移動体がつながるネットワークを実現する基盤技術の一つとして、衛星との高速・大容量通信を可能にする小型の平面アンテナを開発し、実際の航空機に搭載して性能評価を実施しています。このアンテナは非常に薄く、小型や中型の航空機にも機体のサイズに合わせて搭載することができます。
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I20
レジリエント社会実現に資する映像IoT技術 ~レジリエントICT技術開発~
フィールド設置型カメラを用いてどこからでも映像を伝送する技術を映像IoT(Internet of Things)技術と呼び、NICTではこれまでに国内外の様々な個所に映像IoTデバイスを展開してきました。本展示では、映像IoTによる様々な映像取得事例を紹介します。映像IoTが来るべき5G / Beyond 5G社会において防災、交通、農業などの分野でどのようにレジリエント社会の実現に資するかについて説明します。
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I21
急激な電波環境の変化にも対応する無線ネットワークの実現をめざして
インフラ点検・保守等の省人化に向けて、無線通信によって遠隔制御ロボット群の活用が注目されています。しかしながら、ロボットが活用される環境は多岐にわたり、急激な電波環境の変化が生じる場合もあります。このような場合においても、環境の変化を察知し、遠隔制御に必要な通信品質を提供し続ける、変化への対応力の高い(=レジリエンス性を有した)無線ネットワークの実現をめざした研究開発に取り組んでいます。展示では+C3研究開発ビジョンを紹介します。
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I22
ダイハードネットワーク ネットワーク障害時でも、切れにくく、しぶとく生き残り続けるために
通信距離や通信速度など特性の異なる様々な通信技術を組み合わせることにより、複数の計算機上で動作する同一アプリケーション間のデータを同期共有することにより、しぶとくアプリケーションサービスの継続利用が可能です。たとえ通信が途切れた場合でも、認証を含む接近時高速通信とデータ同期により、通信装置自体を持ち運ぶことで遠隔地との自動的な情報共有もでき、装置単体でもアプリケーションサービスを利用できます。このネットワークシステムを使うことで、大規模災害時などにおいて公衆通信網が途絶したとしても業務継続が可能になります。
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I23
高解像度映像(視覚)・超低周波音(聴覚)・微小振動(触覚)の融合によるリアルタイム火山監視 ~レジリエントICT技術開発~
高解像度映像(視覚)と超低周波音(聴覚)と微小振動(触覚)の融合による火山監視技術を紹介します。映像IoTではモバイル通信によりどこからでも高品質(高解像度・高時間分解能)な映像伝送を行うことで、これまでにない新しい火山モニタリングが可能となります。超低周波音(インフラサウンド)技術により、複数または多地点センサーによる音波源の4次元構造推定が期待されます。また、火山(火口)に加速度センサーを設置し、省電力広域(LPWA)通信によりデータを自動収集します。
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I24
どんな時でも繋がる通信を目指して ①~繋がる安心のための輻湊緩和技術~ ②~生残設備を最大限活用する早期応急復旧技術~
大規模災害時や障害時等に起こり得る制約された通信環境の中で効率的にネットワークを回復、維持できる通信技術を紹介します。
サイバーセキュリティ
- サイバーセキュリティ技術
- 暗号技術
- サイバーセキュリティに関する演習
- サイバーセキュリティ産学官連携拠点形成
- パスワード設定等に不備のあるIoT機器の調査
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C01
サイバーセキュリティ技術 ~ インシデント分析センターNICTERとそのスピンオフ技術 ~
ICT技術の普及の裏でサイバー攻撃の脅威が増しています。本展示では、大規模なサイバー攻撃観測技術やアラートシステムなど、NICTサイバーセキュリティ研究室が研究開発している安心・安全なICT環境を実現するためのサイバーセキュリティ技術を紹介します。
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C02
Zoomのエンドツーエンド暗号化に対する安全性評価
新型コロナウイルス感染症の世界的流行の影響もあり、世界中のビジネスやオンライン教育において、ビデオ会議システムの利用が拡大しています。安全なネットワーク社会を支えるためには、広く使用されている情報通信サービスの安全性を評価し、脆弱性の検出と改善手法の提案を行うことが重要です。世界中で広く使用されているビデオ会議システムの1つにZoomがあり、そのエンドツーエンド暗号化方式に対し、NICTが実施した安全性評価について紹介します。
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C03
検索可能暗号を用いたセキュアストレージシステム
データ漏洩対策として暗号化は有用ですが、単純な暗号化では検索ができないというデメリットがあります。サーバに保存されている暗号化データに対し、サーバに検索キーワードの情報を漏らすことなく検索が可能な暗号として検索可能暗号があり、それを用いた我々のストレージシステムについて紹介します。また一般利用者に対する説明容易性を向上させる試みとして、暗号化されたデータや使用する秘密鍵が閲覧可能なコンシェルジュ機能を紹介します。
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C04
量子コンピュータ時代に向けた暗号技術の安全性評価
量子コンピュータ時代における暗号の安全性確保に向けて、(1) 現在使用されている暗号方式に対する量子コンピュータの影響を調査すること、および (2) 量子コンピュータでも解読が困難な暗号方式 (PQC: Post-Quantum Cryptography) の安全性を評価することが重要な課題となっています。ここでは、(1) そのような暗号方式の安全性に関わる代表的な問題である離散対数問題について、2020年夏に行った量子コンピュータ (IBM Quantum) を用いた求解実験の紹介、および (2) PQCの一つとして注目されている多変数公開鍵暗号 (MPKC: Multivariate Public Key Cryptosystems) について、MPKCの安全な運用が可能なパラメータの選定に向けた解読コンテストにおけるNICTの世界記録について紹介します。
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C05
実践的サイバー防御演習 “CYDER”
“CYDER”は、NICTが有する技術的知見と大規模計算環境を活用して実施している実践的サイバー防御演習です。組織のネットワークを模した仮想ネットワーク環境内で、インシデント発生から事後対応までの一連の流れを体験でき、全国47都道府県の会場で毎年3000名規模で受講いただいています。
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C06
若手セキュリティイノベーター育成プログラム“SecHack365”
“SecHack365”は25歳以下を対象に、セキュリティマインドを持ち革新的な研究・開発ができるセキュリティイノベーターを育成する長期ハッカソンです。アプローチの異なる5つのコースで、20人以上のトレーナーが指導を行います。
ユニバーサルコミュニケーション
- 多言語コミュニケーション技術
- 社会知コミュニケーション技術
- スマートデータ利活用基盤技術
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U01
言語の壁をなくす!多言語音声翻訳技術
多言語音声翻訳技術の社会実装について紹介します。
・多言語音声翻訳技術の社会への広がり
・多言語音声翻訳アプリ「VoiceTra」(ボイストラ)
・2020年度 多言語音声翻訳コンテストの開催報告 -
U02
ビジネスで使える低遅延のAI同時通訳の実現に向けて
「グローバルコミュニケーション計画2025」に基づいた同時通訳の研究開発の推進について紹介します。多言語翻訳技術の更なる普及・発展によって世界の「言葉の壁」をなくすことを目指しています。
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U03
大規模Web情報分析システムWISDOM X「深層学習版」
深層学習を導入することでより高精度になったWISDOM X(ウィズダムエックス)「深層学習版」を紹介します。新たに「どうやって」(How-to)型の質問にも対応しました。Web60億ページの情報を基に様々な質問に回答できるWISDOM Xをお試しいただけます。新しいWISDOM Xは、BERTという巨大ニューラルネットワークを約350GBものWebテキストやNICTが整備した高品質かつ大量の学習データを用いて学習させ、独自技術による改良とあわせてより高精度な質問応答を実現しました。
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U04
異分野データ連携によるスマートサービス開発基盤 xDataプラットフォーム
Society 5.0に向けたデータ利活用基盤を構築しSDGs達成に貢献すべく、様々な分野のセンシングデータから実空間のイベント情報を抽出・収集し横断的に組合せられるようにするイベントデータウェアハウスと、時空間的な局所性や連続性を考慮したイベント情報の相関パターンを発見・予測するデータマイニング手法や機械学習手法などのデータ連携分析基盤技術、これらを用いて実世界の様々な状況を随時把握し最適化された行動支援を行うスマートサービスの開発基盤xDataプラットフォームについて紹介します。また、xDataプラットフォームを用いて環境変化による交通や健康等の社会生活リスクを予測し、地域の環境問題を考慮した安全・快適な移動や健康的な生活等を支援するスマートサービスに応用する事例についても紹介します。
フロンティアサイエンス
- フロンティアICT 基盤技術
- 先端ICT デバイス基盤技術
- 量子情報通信基盤技術
- 脳情報通信技術
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F01
未来ICT研究所の概要
未来ICT研究所の研究概要について紹介します。
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F02
窒化物超伝導エレクトロニクス
NICTでは、高い超伝導転移温度、低マイクロ波損失という窒化物超伝導体の特長に着目し、超伝導ナノワイヤ単一光子検出器、超伝導量子ビット、超伝導THz検出器、超伝導ディジタル集積回路等への応用を進めています。本展示では、NICTのコア技術である窒化物超伝導薄膜・デバイス技術とその応用について紹介します。
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F03
超伝導ナノストリップを用いた光子検出技術
光の最小単位である「光子」を捉える事のできる光子検出器は、未来の情報通信技術を支える重要な技術ですが、NICTでは「超伝導ナノストリップ」を用いてこれまでにはない究極の性能を持った光子検出器の研究開発を行っています。本展示では、NICTで開発した超伝導ナノストリップ単一光子検出器の性能や応用展開について紹介します。
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F04
有機電気光学ポリマーを用いた超高速光通信・光制御デバイス ~ 分子で光を操る ~
Beyond5G時代の超高速・低消費電力光通信の実現に向け、高速性と効率の面で優れている有機電気光学(EO)ポリマーを用いた超高速光変調器などの光制御デバイスの研究開発を行っています。
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F05
有機電気光学ポリマーを用いた無線-光信号変換デバイス
Beyond 5G時代における超高速・大容量無線通信の実現を目指し、超高速動作を可能とする有機電気光学(EO)ポリマーを用いた無線‐光信号変換素子の研究開発を進めています。光ファイバー無線(RoF)におけるリモートアンテナ受信器などへの応用が期待できます。
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F06
有機電気光学ポリマーを用いた新規テラヘルツ波検出技術
Beyond 5G / 6G時代において高感度・高周波電界センサーは重要になります。テラヘルツ波の電場による電気光学ポリマーの吸収スペクトルの変化(シュタルク効果)を利用した新規な超広帯域テラヘルツ波検出技術を開発しました。本技術による多様な応用展開が期待できます。
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F07
ケミカルバイオセンサー ~ 生きた細胞を活用したICT ~
細胞の化学情報識別能力を活用したセンシング技術に関する研究取り組みについて紹介します。
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F08
生きた細胞における分子相互認識機構の解析
生きた細胞が持つ分子相互認識機構の解析に関し、成果を展示します。
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F09
単一素子のレベルでミクロとマクロをつなぐ記憶研究
記憶が形成される際に、脳の素子である単一のニューロンでは何が起きているのでしょうか。モデル生物であるキイロショウジョウバエを用いて、その全貌を学習の過程においてリアルタイムで明らかにするための取り組みについて紹介します。
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F10
深紫外光ICTデバイスの研究開発
世界最高出力の深紫外LEDの開発に成功した成果や、深紫外光デバイス技術の応用可能性について概要を紹介します。
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F11
量子情報通信技術
量子通信技術の概要について説明します。
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F12
量子情報通信技術の応用
量子暗号などの量子通信技術の応用について説明します。
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F13
世界記録を塗り替えた超伝導人工原子
原子などのミクロな世界では重ね合わせ、もつれ合いといった量子物理特有の性質を持つ状態 (量子状態) が発現しています。私達はマクロ (巨視的) な超伝導電気回路において天然の原子では実現できない量子状態を発現させて、その不思議な性質を研究しています。
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F14
窒化物超伝導量子回路を用いた人工原子
窒化物超伝導量子回路を用いて「人工原子」から「超伝導量子メタマテリアル(一般化された人工分子を含む量子融合デバイス)」まで幅広く研究し、未来の情報通信技術に役立つ新原理・新現象の開拓を目指しています。
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F15
未開拓の周波数を切り拓くミリ波・テラヘルツ波無線用トランジスタ技術
Beyond 5Gを見据えた無線通信や高度なセンシングの実現に向けて、未開拓の周波数を切り拓くミリ波・テラヘルツ波無線用トランジスタ技術の研究開発は必要不可欠です。本展示では、高出力・高耐圧に優れた窒化ガリウム(GaN)などを用いたトランジスタの研究成果とともに、電気的特性や高周波特性などの高周波計測技術について紹介します。
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F16
酸化ガリウムパワーデバイス ~ 近未来 省エネ、低炭素社会実現に向けて ~
NICT発の新半導体酸化ガリウムのパワーデバイス研究開発について紹介します。酸化ガリウムトランジスタ、ダイオードは、世界的な大規模省エネの切り札に成り得る大きな可能性を有します。
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F17
酸化ガリウム極限環境トランジスタ ~ 新半導体エレクトロニクス分野の開拓 ~
酸化ガリウムトランジスタの極限環境用途に向けた研究開発について紹介します。酸化ガリウムトランジスタは、その優れた材料特性から、高温、放射線下などの、従来の半導体デバイスが適用不可能な、非常に過酷な条件下での実用が期待されます。
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F18
脳情報通信融合研究センターの概要
脳情報通信融合研究センター(CiNet)の概要を動画で紹介します。
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F19
脳を鍛えて手指の器用さを改善する
脳情報解析に基づく人間パフォーマンス向上技術について紹介します。
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F20
ウェアラブル脳波計を応用した社会展開を目指した研究開発
ウェアラブル脳波計の開発とともに、脳波から有用な脳情報を取り出す技術を開発し、これらの研究成果を融合させて、研究成果の社会展開を目指しています。
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F21
超高密度IoTを実現する非同期パルス符号多重通信の研究開発
神経スパイクに学んだ低消費電力IoT通信デバイスについて紹介します。
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F22
量子セキュリティ領域研究開発の拠点 ~ 量子ICT協創センターの設立 ~
2021年4月に設立された量子ICT協創センターの活動について紹介します。
Beyond 5G
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B01
テラヘルツ研究センター・テラヘルツ連携研究室
テラヘルツ連携研究室の概要を紹介します。
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B02
Beyond 5Gに向けたシリコンチップによる300GHz帯無線通信
Beyond 5Gの実現に向けた300GHz帯のテラヘルツ波を利用した高速無線通信の取り組みとして、高速・高周波シリコン集積回路(IC)の開発研究を行っています。
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B03
Beyond 5G / 6Gに向けたミリ波・テラヘルツ帯広帯域平面アンテナ
次世代高速無線通信(Beyond 5G / 6G)用ミリ波・テラヘルツ帯アンテナ、特に広帯域平面アンテナを紹介します。
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B04
光ヘテロダインによるテラヘルツ帯スペクトル計測
近赤外光への波長変換による国家標準に追跡可能なテラヘルツ帯スペクトル計測手法に関する研究を紹介します。
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B05
分子イオン回転遷移を用いたテラヘルツ領域周波数標準
分子イオンの回転遷移を用いたテラヘルツ領域周波数標準の可能性を理論的に検討を行った結果を紹介します。分子イオンはリニア型のトラップ装置でトラップ後、同時にトラップされた原子イオンをレーザー冷却することで運動エネルギーを1 mK以下に抑制することができます。特に回転基底状態からの回転遷移は16桁程度での測定確度が期待できます。
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B06
次世代のBeyond 5G / 6G通信を支えるテラヘルツ帯の周波数標準技術
次世代通信ネットワークであるBeyond 5G / 6Gでは、未開拓周波数帯と呼ばれてきたテラヘルツ領域(0.1THz~10THz)の利活用がいよいよ開始されようとしています。幅広いユーザーがこの貴重な周波数資源を効率的に利用するためには、周波数標準に基づいた正確な帯域割り当てが必要となってきます。NICTでは、世界に先駆けてテラヘルツ周波数標準技術の開発を行っています。
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B07
高周波電力及び材料特性の測定に関する研究開発
テラヘルツ帯の電波を使うために、基準となる電波の強さの計測技術に関する研究成果と、テラヘルツ波を使って、様々な物質の電気的特性(複素比誘電率)を計測する技術に関する研究成果について紹介します。
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B08
テラヘルツ波(2~5 THz)高感度ヘテロダイン検出技術の開発
2~5 THz帯において最も高感度にスペクトルを実時間、高周波数分解能で検出するヘテロダイン受信技術について紹介します。具体的にはデバイスからNICTで開発したホットエレクトロンボロメータミキサ(HEBM: Hot Electron Bolometer Mixer)と位相ロックしたテラヘルツ量子カスケードレーザ(THz-QCL: THz Quantum Cascade Laser)等を用いた受信機とその応用について紹介します。
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B09
2 THz帯導波管型超伝導ホットエレクトロンボロメータミキサの作製
超伝導ホットエレクトロンボロメータミキサ(HEBM)は、テラヘルツ周波数領域で極低雑音動作が期待されているミキサ素子です。既に2 THzにおいて世界トップレベルの低雑音・広IF帯域動作を達成しています。しかし実際の応用においてはアンテナ指向性が優れた導波管型ミキサの開発が望まれています。そこで我々は,窒化シリコンを用いたメンブレン構造による2 THz帯導波管型HEBMの検討を開始、ミキサ動作に成功しました。
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B10
未開拓の周波数を切り拓くテラヘルツフォトニクスデバイス技術
テラヘルツ波の利活用に向けて開発を進めている、フォトニクス技術を利用したテラヘルツ光源等のデバイス技術を紹介します。
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B11
光ファイバ無線技術を活用するBeyond 5G時代の超高速テラヘルツ通信
光技術とシームレスに接続することで高速性を実現するテラヘルツ通信技術について紹介します。
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B12
超小型火星探査衛星搭載用テラヘルツ観測器
火星大気中の酸素(O2)と水蒸気(H2O)の分子から出るテラヘルツ電波を観測して水資源や生命の可能性を探るため、世界初の超小型火星探査機(TEREX-1)の開発を行っています。開発したテラヘルツ波観測測器や、その観測原理、期待される成果について紹介します。
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B13
グリーンリカバリーに向けた大気汚染「見える化」指数
2020年の新型コロナウィルス感染拡大による経済活動制限により、ヨーロッパやアメリカ、中国など様々な国や地域で大気環境の改善が報告されました。今後は、経済だけでなく環境保全も意識した復興が必要です。我々が2020年に提唱したキレイな空気指数(Clean aIr Index, CII)は、大気汚染の程度を誰にでも分かる形で数値化するものであり、大気汚染の程度を測る「ものさし」になります。本展示では、このCIIを使って、日本ではいつどこで空気がキレイなのかを紹介します。
オープンイノベーション
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O01
オープンイノベーションの推進
Beyond 5G研究開発促進事業や国内外に展開する活動等、NICTにおけるオープンイノベーションの推進について紹介します。
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O02
NICTの地域連携・産学連携活動のご紹介 ~ 産官学連携によるICT社会実装の推進 ~
NICTでは、ICTを活用しさまざまな地域・社会の課題解決のために企業・大学・公的機関などのみなさんと効果的な技術実証や社会実証を行い、ICTの社会実装を推進しています。
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O03
NICTの地域連携・産学連携活動のご紹介 ~ 地域と連携したさまざまな取り組み ~
NICTでは、地域と連携したさまざまな活動を実施しています。実際の取り組み事例からNICTの地域と連携した各種活動を紹介します。
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O04
遠隔からの疑似体験で様々な社会課題を解決!〜 3密回避の新たな体験様式 〜
世界中に新型コロナウイルスが蔓延し、教育では体験活動などが長期の休止を余儀なくされ、観光産業でも多大な損害を及ぼしています。そして、このような状況を打開する試みとして各地で“体験共有システム(通称:みなっぱ)”を使った実証を進めています。本展示では体験共有システムとその活用事例を紹介します。
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O05
NICT総合テストベッドのご紹介
NICT総合テストベッドと、今後展開予定のテストベッドのサービスについて紹介します。
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O06
AIデータテストベッド:賢いAIを育てるデータ基盤
社会に役立つ賢いAIを実現するためには、質の高い学習データが不可欠です。本展示では、オープンイノベーションを目的として、NICTで取り組んでいる様々なAI技術の研究開発の過程で集積されたビッグデータを共有・公開するためのデータ基盤「AIデータテストベッド」の取り組みについて紹介します。
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O07
ミリ波IoTを活用した自律移動サービスロボット協働型見廻りシステムを開発 〜広帯域通信インフラなしで大容量データの短時間・非接触での収集・配信を実現〜
高解像度カメラ搭載の自律移動サービスロボットによる見廻りプラットフォームについて紹介します。
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O08
ひまわりリアルタイム
ひまわりリアルタイムは、気象衛星ひまわりが取得するすべての画像をリアルタイ公開する新しいWebアプリケーションです。2015年の公開から年間で300万以上のアクセスがあり、テレビ、新聞、雑誌、Webなどでも様々な利用が進められています。ここでは、ひまわりリアルタイムを支える通信技術と、現在開発・公開されているひまわり衛星を含む気象データを活用した新しいWebアプリケーションについて紹介します。
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O09
ロボット型映像IoT技術
NICT総合テストベッド研究開発推進センターでは、地域防災支援技術開発課題として、映像IoTによるエッジAI型地域見守りシステムによる地域見守り技術開発を進めてきました。特に、安価なPTZ(パン・チルト・ズーム)機能を有するIPカメラを用いて、カメラを遠隔制御することで目的に応じた制御を行うシステムを紹介します。また、本システムをリアルタイム画像処理技術と融合することにより、カメラが対象物を発見し、詳細な映像を取得したり、移動体を追跡したりするロボット型映像IoT技術についても紹介します。
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O10
時空間データGISプラットフォーム紹介
時空間データGISプラットフォームは、地球環境や都市空間などのさまざまな計測データ、モデルデータを時系列に3次元可視化するためのプラットフォームです。時空間同期技術、3次元画像キャプチャ技術、汎用的タイムラインライブラリ、点群データ3次元可視化技術と大規模タイルドディスプレーのためのミドルウェアiTownsを組み合わせることで、目的に応じた様々なWebコンテンツを作成できます。
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O11
JGN国内外回線による広域分散クラウドシステム
NICTでは学際大規模情報基盤共同利用・共同研究拠点(JHPCN)プロジェクトとして、NICT、東北大、東大、名古屋大、京都大、九州大、信州大、千葉大、筑波大および愛媛大をL2VPN網で接続し、スパコン、大規模ストレージ、GPU計算機、Webサーバ、データベースサーバ等をシームレスに利用できる仮想ネットワーク(JHPCN広域分散クラウド)を構築しています。JHPCN広域分散クラウドを利用したひまわりリアルタイムWeb負荷分散システムや映像IoTデータ解析手法などを紹介します。また、拠点間を高速にデータ交換するためのファイル転送プロトコルHpFPの利用事例を紹介します。
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O12
国際交流プログラム・ジャパントラスト事業
最新の技術や研究情報の共有、人的なネットワークの強化、研究開発の推進及び国際協力への貢献を目的として、海外研究者の招へい及び国際研究集会開催に対する支援を行う本事業の概要について紹介します。
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O13
ICTスタートアップ支援(ICT Startup Acceleration Program)
世界に向けたムーブメントを生み出すICTスタートアップの創出に向けたNICTの取組(発掘、メンタリング、起業家甲子園・万博等)を紹介します。
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O14
IoTサービスの創出・展開を促す事業等への支援 ~ 新技術開発施設供用事業及び地域特定電気通信設備供用事業助成金 ~
インターネット・オブ・シングス(IoT)の実現に資する新たな電気通信技術の開発等を行う事業者(団体)に対し、国立研究開発法人情報通信研究機構が実施する信用基金を活用して、新技術開発施設供用事業(IoTテストベッド)及び地域特定電気通信設備供用事業(地域データセンター)に助成するものです。
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O15
情報バリアフリーのための情報提供サイト
本サイトは、身体障害のある方や高齢者ご自身、情報通信サービスや情報通信機器の開発・提供に携わる事業者の方々に活用していただくための情報サイトです。
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O16
情報バリアフリー通信・放送役務提供・開発推進助成金
身体上の障害のために通信・放送役務を利用する上で支障のある人が円滑に利用できるよう、通信・放送役務の提供又は開発を行う民間企業等に対し、必要な資金の一部を助成するものです。
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O17
Health & Education Tech for KIDS ~ 子どもの健やかな成長と主体的な学びを支える「子ども教育IoT」 ~
小学校ではプログラミング教育が始まり、中学校・高等学校に広がっていきますが、教育現場では手探りの状況にあります。この流れの中、脳の発達を促すと言われている運動を通して、子どもが自己完結型でスムーズにプログラミングに取り組んでいける技術を紹介します。本展示では、①個々の子どもの体育時間での身体活動モニタリングとその評価、②そこで得た身体活動ビックデータのプログラミング教育での利用、によって健やかな成長と主体的な学びを支える教育IoTシステムを紹介します。
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O18
(株)ノベルクリスタルテクノロジー
情報通信研究機構の技術移転ベンチャーであるノベルクリスタルテクノロジーの紹介と取扱い製品であるβ型酸化ガリウム(β-Ga2O3)エピタキシャルウエハ・基板を紹介します。ノベルクリスタルテクノロジーは、世界中で注目を集めているパワーデバイス用の新しい半導体材料である酸化ガリウム(β-Ga2O3)の基板製造、薄膜成長、デバイスプロセスに関してトップレベルの技術を保有しています。技術開発とビジネスの両面で世界をリードしています。
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