2024.10. 4EarthCARE衛星に関する記者説明会を開催します
10. 4 JAXA・NICT共同記者説明会(14時から15時(YouTubeサイト))
*雲レーダ、大気ライダ、多波長イメージャ、および広帯域放射計と異なる4種類のセンサによって、ひとつの対象地点を同時刻に観測すること
2024. 6.27CPRの初画像取得について
JAXAと共同でプレスリリースを行いました。日本の東海上にある梅雨前線上の雲域を観測し、雲の内部を捉え、世界で初めて、宇宙から雲の上下の動きを測定することに成功しました。
2024. 6.13CPRが観測モードに入りました
センサの運用を担当するJAXAによる初期機能確認が継続していますが、6月12日に観測モードまで遷移されたことが確認できました。今後NICTでは、担当するCPRの校正・検証作業を進めていきます。
2024. 5.30CPRの主反射鏡(アンテナ)が正常に展開されました
2024. 5.29EarthCARE衛星が無事打ち上がりました
2024. 5.28EarthCARE衛星の打ち上げライブ中継が実施されます
2024. 5.28EarthCARE衛星の打ち上げ日時が決定しました
予定日時:2024年5月29日(水)7時20分(日本時間)、2024年5月28日(火)15時20分(米国太平洋夏時間)
https://www.spacex.com/launches/mission/?missionId=earthcare
2024. 5.20EarthCARE衛星の打ち上げ準備状況
打ち上げにむけて順調に準備されているようです。またドイツのESA ESOC(欧州宇宙運用センター)にて、欧州打ち上げイベントが開催されます。
https://www.esa.int/Newsroom/Press_Releases/Media_advisory_EarthCARE_launch_media_opportunities
2024. 5. 2EarthCARE衛星を模したこいのぼりを設置
「EarthCARE」をモチーフにした3mの大きなこいのぼりや「EarthCARE」の愛称にちなんだはくりゅうこいのぼりを、NICT本部の本館エントランスに設置しました。
欧州宇宙機関(ESA)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)/情報通信研究機構(NICT)が共同で開発している雲レーダとライダによって雲とエアロゾルの3次元構造を観測する衛星です。雲は気候変動予測の最大の誤差要因とされ、そのメカニズム理解や気候モデルの精度向上には、衛星による全球観測データは非常に重要であり、多くの研究者がEarthCARE衛星の観測データに期待を寄せています。
EarthCARE衛星の搭載センサ
EarthCARE衛星のセンサによる観測概念図
NICTでは日本初の航空機搭載型雲レーダ開発の知見を生かし、JAXAと共にEarthCARE衛星に搭載する雲レーダ(CPR)の開発を進めてきました。この雲レーダは大きな主反射鏡を有しているため高感度でこれまで観測できなかった薄い雲も検出できます。また、雲の上下の動きを測定する世界初のドップラ計測機能を有しています。
衛星搭載雲レーダの概念図
JAXAで電気試験をしている雲レーダフライトモデル
衛星搭載雲レーダのデータ処理