テラヘルツ高感度受信機

  • 地球大気中の炭素化合物やH2O等の同位体比の検出を行うための新しいリモートセンシング技術の開発を行っています。
  • THz-QCL を局部発振器とし、ホットエレクトロンボロメータミキサを用いることで、テラヘルツ帯(3THz)における、高感度ヘテロダイン受信機の開発を行っています。

THz-QCL(テラヘルツ量子カスケードレーザー)

サブバンド間遷移を利用した、テラヘルツ帯における高輝度光源

製作したTHz-QCLの SEM 画像
▲製作したTHz-QCLの SEM 画像
THz-QCLデバイスとマウント
▲THz-QCLデバイスとマウント

HEBM(ホットエレクトロンボロメータミキサ)

超伝導を利用したテラヘルツ帯における高感度ミキサ

スパイラルアンテナを持つHEBMデバイス
▲スパイラルアンテナを持つHEBMデバイス
HEBMミキサマウント
▲HEBMミキサマウント

テラヘルツ高輝度狭線幅基準光源の開発

THz 参照信号とHEBMを用いてTHz-QCLに位相ロックをかけることにより、THz高輝度狭線幅基準光源の開発を行っています。

テラヘルツ高輝度狭線幅基準光源
▲テラヘルツ高輝度狭線幅基準光源

受信機系

液体ヘリウム等を用いてTHz-QCL、HEBMを冷却します。

受信機系
▲受信機系