Big Data Analytics Laboratory

BIG DATA ANALYTICS LABORATORYBIG DATA ANALYTICS LABORATORY

研究紹介

Research

フェーズドアレイ気象レーダを用いた
豪雨対策支援システムの研究開発

ゲリラ豪雨対策支援システムでは、大阪と神戸に設置されたフェーズドアレイ気象レーダーを用いて積乱雲の発達を示す渦の発生(ゲリラ豪雨のタマゴ)を早期にとらえ、30分以内に地上で50 mm/h以上の豪雨が発生する地域を予測しデジタル地図上に可視化します(ゲリラ豪雨早期探知)。

また、河川に降った雨が流れ込む集水域や、アンダーパスの位置、浸水被害が起きやすい場所を表示したり、事前に登録したメールアドレスに警戒情報を送信したりすることで、ゲリラ豪雨が降る前に警戒や対策を行えるようにしています。

現在、このシステムを使った実証実験を神戸市で実施しています。

さらに、ゲリラ豪雨早期探知と連動して交通障害などのリスクをリアルタイムに予測するAI技術の開発にも取り組んでいます。

さらに、予測されたリスクを回避して目的地までの安全な経路を案内する地図ナビゲーションなど、積極的な行動支援にも着手しています。

ゲリラ豪雨対策支援システム

動画ファイルの無断転載・配布等を禁じます。

関連トピック

環境データとソーシャルビッグデータの
横断的分析による行動支援技術の研究開発

IoTデータを利活用して社会システムの効率化・最適化を実現するには、データの取得、分析、行動支援をIoT上で有機的に連携させることが重要です。

それを可能にするために、様々な分野のIoTデータを収集、統合し、環境変化から人々の動きまで様々な事象(イベント)を抽出し時空間的・意味的な相関関係を発見、予測するデータマイニング技術(イベントデータウェアハウス)の開発を行っています。

また、分析と連動し様々なIoTデバイスを使って行動支援を効果的に行うためのユーザインタフェース・インタラクション技術の開発にも取り組んでおり、運転や歩行、対話などの行動の種類や状態(外的因子)と、注意力や心理的負荷(内的因子)の両面から情報提示やインタラクションを最適化する方法とその定量的評価手法について研究を行っています。

豪雨×交通データによる安全な経路のナビゲーション

豪雨×SNSデータによるリスク分析

ソーシャルビッグデータ研究連携センター 実空間イベントの時空間可視化との連携

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関連トピック

マルチスケール・マルチモーダルな
大気環境観測データの同化予測技術の研究開発

衛星やライダー観測などを使って取得された大気環境データをもとに、大気モデルによるシミュレーションを用いて地球規模から市町村、道路レベルまでの大気汚染をスケーラブルに予測する技術を開発しています。

これにより、アジア圏の広域な越境汚染を加味しつつ生活空間の局所的な大気汚染を数時間~数日前に予測できるようになります。

また、予測データから健康リスクを推定し、ピンポイントな健康被害予測や対策支援に応用することも進めています。

さらに、街の至る所に配備された小型センサーや人々が携帯するパーソナルセンサーからのデータも統合し、よりきめ細やかな予測を目指しています。