聴覚障がい者、聴覚障がいの学生
聴覚障がい者の聞こえに対する支援として、話者の音声情報を遠隔地にあるセンターで受信し、パソコン要約筆記者がその音声を文字入力し、当事者の持つスマートフォンやタブレット端末等にリアルタイムで文字情報配信をするサービスです。
当サービスは、2009年〜2010年にかけて、国立大学法人筑波技術大学とNPO法人長野サマライズセンター、ソフトバンクモバイル株式会社が実証実験を行った仕組み「モバイル型遠隔情報保障システム」を活用したサービスで、当社は2011年からこのシステムの事業化をするために、3者のグループに入り、活動しています。
聴覚障がい者の学びを支援すべく、高等学校および講習会・セミナーへの遠隔地からの要約筆記による文字情報配信を提供します。
図:遠隔要約筆記支援サービス(リモートノートテイカー)の機能イメージ
<図の説明>
モバイル型情報保障サービスは、聴覚障がい者と話をされている方が、遠隔情報保障センターに電話を掛けることから始まります。受信者は、お手持ちのスマートフォンやタブレット端末のブラウザーを使って、 配信された文字情報を見ることで、話者の話の内容を確認いたします。
@ 遠隔情報保障センターに電話を掛ける。
A 受信した音声をパソコン要約筆記者が、文字として入力。
B 入力スピードがかなり速い要約筆記者でも、話者の話の全文入力は不可能なので、通常は2名で、分割して入力を実施。
C 入力者は、ソフトを使って、入力された文字情報を順序良く組み立てる。
D 完成された文字情報は、ソフトを使ってURLに配信。
以下は、このページの奥付です。
原本作成日: 2012年8月20日; 更新日: 2022年3月3日;