株式会社プラスヴォイス
事業名 | 聴覚障がい者のための遠隔(手話・文字)通訳センターの運営 |
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事業者名 | 株式会社プラスヴォイス |
成果展示概要 | 代理電話サービス、遠隔通訳サービス、コールセンター代理受付サービスの3つの遠隔通訳事業の概要を、パネルとデモ映像で展示しました。タブレット端末のテレビ電話を用いた手話通訳や文字通訳を実際に体験できるデモンストレーションを実施しました。 |
成果発表概要 | パソコン、タブレット端末、スマートフォンなどのテレビ電話、Webチャット機能等を活用し、利用者から離れた場所で通訳オペレーターが手話・文字通訳を行い、聴覚・発声障がい者の情報通信保障を行っています。 「代理電話サービス」は電話ができない聴覚・発声障がい者の代わりに電話をかけるサービスです。このサービスは日常的な場面で容易に利用でき、広汎な通信アプリ「LINE」で手軽にできることなどによりサービスの認知が広がり、利用が伸び続いています。利用例として病院・飲食店・ホテル・交通機関等の予約、宅配便の再配達、タクシーの配車依頼、勤務先・子どもの学校への連絡、行政機関・メーカー等への問合せなど、日常生活のあらゆるシーンで利用されています。 「遠隔通訳サービス」は店頭・窓口で対面している聴覚障がい者と対応者を、テレビ電話を利用して遠隔にいる通訳者が手話通訳することで円滑なコミュニケーションを実現しています。自治体の窓口や空港カウンター、ターミナル駅の総合案内所などで利用されています。 「コールセンター代理受付サービス」は企業のコールセンターへのアクセスが困難な聴覚・発声障がいのお客様について弊社が一次対応を担い、弊社から契約企業のコールセンターへ電話して手話・文字通訳でつなぐサービスです。本人認証・個人情報保護の観点により聴覚・発声障がいのお客様とのコンタクトに課題を抱えていたクレジットカード会社や大手航空会社で採用され、聴覚・発声障がいのお客様も隔てなく企業のコールセンターにアクセスできるサービスとして注目を集めています。 他にも、イベントの通訳や、聴覚障がいのスタッフが在勤する企業の会議通訳も遠隔で行い、サービスレパートリーを広げています。 今年(平成28年)施行となった「障害者差別解消法」により、あらゆる場面で通訳サービスの導入が進み、聴覚・発声障がい者のコミュニケーションバリアをこれからも除去していきたいと考えています。 |
成果展示の様子 | 成果発表会の様子 |
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原本作成日: 2016年10月31日; 更新日: 2019年8月30日;