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手話アニメーションを用いた聴覚障がい者向けX線検査支援システムの追加機能開発とサービス提供

株式会社アイエスゲート

詳細

成果展示・成果発表の詳細
事業名 手話アニメーションを用いた聴覚障がい者向けX線検査支援システムの追加機能開発とサービス提供
事業者名 株式会社アイエスゲート
成果展示概要 手話言語条例が全国各地で成立しています。手話も日本語と同じく一つの言語として捉え、昨年開発した胃部X線検査支援システムの指示内容にイラストと文字だけではなく手話アニメーションを追加しました。
その支援システムを操作する検査者側の操作性の向上として、フットスイッチ等のハードウエアスイッチでも指示表示操作可能としました。
がんにおける死亡率1位は肺がん。女性の罹患率1位は乳がんと言われています。
昨年開発した胃部X線検査支援システムの仕組みを応用して、肺がん検診(胸部X線検査。胸部CT検査)と乳がん検診(マンモグラフィー)にも対応する支援システムを開発しました。
それらの開発したシステムを展示して、実際に体験をしていただきました。
成果発表概要 平成29年度は手話アニメーションを用い、追加機能の拡張を図って参りました。
平成30年8月に胃部X線検査支援システム「e-検査ナビ」が東京都トライアル発注認定制度の認定商品になりました。
 平成29年の7月から「e-検査ナビ」の販売を開始し、日本の8つの地域のうちの6つの地域に提供しております。
未提供な北海道、四国地方にも提供を図り、8つの地域すべてに導入を目指しています。
   平成29年度に行なった開発は、大きく分けると3つです。
1つ目は、検査指示内容に「手話アニメーション」の追加を行ないました。
2つ目は、「胃部X線検査支援システムの操作性向上」です。
3つ目は、「他検査への展開」です。
1つ目について、平成28年度の開発では、検査指示をイラストと文字で表示していました。平成29年度の開発では、検査指示のイラストの隣に手話アニメーションの追加を行ないました。
2つ目について、平成28年度の開発では、検査技師がタブレットをタッチし、検査指示を出していました。
実際の検査の現場では、検査技師は両手、両足を使って検査を行なっています。
平成29年度は、頻繁に利用する検査指示をタブレットのタッチ操作だけでなく、ハードウェアスイッチとの連携を行ないました。ハンドスイッチやフットスイッチを組み合わせることで、操作性が向上され、円滑な検査につながります。スイッチには、「体位変換」、「台の動作」、「呼吸」に関する検査技師が頻繁に利用する指示を採用しています。
3つ目について、胃部X線検査だけでなく、平成29年度は胸部X線検査、胸部CT検査、マンモグラフィー検査の開発を行ないました。検査中の支援だけでなく、胃部X線を含め、受診者が検査を受けるための一連の流れ検査前、検査後の機能の追加開発を行ないました。検査前では、X線撮影を行なう際に金属類が写りこまないように予め、外していただく指示、検査後は、受診者ご自身の衣服を着て頂く指示、貴重品などの忘れ物がないか確認して頂くための指示等の追加を行ないました。
参考資料

成果展示の様子 成果発表会の様子
成果展示の様子の写真 成果展示の様子の写真 成果発表会の様子の写真

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