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現在位置: トップページ > トピック記事 > 成果発表会 > 平成30年度 NICT情報バリアフリー助成事業 成果発表会等開催

聴覚障害者向けX線検査支援システムの追加機能開発および放射線治療支援システムの開発

株式会社アイエスゲート

詳細

成果展示・成果発表の詳細
事業名 聴覚障害者向けX線検査支援システムの追加機能開発および放射線治療支援システムの開発
事業者名 株式会社アイエスゲート
成果展示概要 聴覚障がい者の方々が安心して]線検査や放射線治療を受けることができるように、開発した下記のシステムを展示して実際に体験していただきました。   
  1. 検査の事前学習システム
  2. 振動を用いた支援システム
  3. 肺がんと乳がんのコンテンツに3D手話アニメーションを追加したシステム
  4. 放射線治療時の指示支援システム
  5.   
成果発表概要 平成28年度、平成29年度の情報バリアフリー事業で研究開発して製品化した胃部X線検査支援システム『e-検査ナビ』は、全国13施設19台稼働しています。
『e-検査ナビ』は新規性の高い優れた商品として、ありがたいことに、東京都の認定商品に選ばれております。
我々は、販売して終わりではなく、導入した先々での難聴者の方々の集団検診の仕組みづくりにも取り組んでいます。しかし、「がん」の事を知らないと「がん検診」を受診しません。そこで、胃部X線検査支援システム『e-検査ナビ』の収益金の一部を使って聴覚障がい者の方々への医療に関する情報保障の一つとして字幕と手話を付ける社会貢献活動を行っています。多くの方々にがんについての正しい知識を伝える為に「がん教育」の教材を字幕と手話で閲覧できるようにしました。その動画の一部を発表の冒頭でご覧いただきました。 また、展示している研究開発した下記のシステムについてご説明しました。  
  1. 検査の事前学習システム
  2. より良い検査になるには、被検者の理解と協力が重要です。
    そこで、待ち時間を利用して、被検者が検査の事を理解するのを支援するシステム 胃部X線検査 e-検査ナビ プラス(被検者用)を開発しました。
  3. 振動を用いた支援システム
  4. 指示内容を表示するモニタが見えない。表示するヘッドマウントディスプレイが使えない場合、指示の内容を伝えることが出来なくなります。そこで、指示の内容を振動で知らせる仕組みを構築しました。
  5. 肺がんと乳がんのコンテンツに3D手話アニメーションを追加したシステム
  6. がんの死亡率1位の肺がん、女性の罹患率1位の乳がんと言われています。また、手話言語条例が全国各地で成立しています。そこで、手話も日本語と同じく一つの言語として捉え、イラストと文字だけではなく手話アニメーションに対応した、肺がん(胸部X線検査、胸部CT検査)、乳がん(乳房X線検査) e-検査ナビPLUS(検査者用)を開発しました。
  7. 放射線治療時の指示支援システム
  8. がん検診を受診して、がんが発見されたら治療が必要です。
    そこで、放射線治療の際の呼吸の指示が伝わるように支援するシステムを開発しました。

『だれもが、どこでも、安心して より良い検査・治療を受けられるように』これからも尽力していきたいと考えております。
参考資料

成果展示の様子 成果発表会の様子
成果展示の様子の写真 成果展示の様子の写真 成果発表会の様子の写真

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