株式会社アイセック・ジャパン
事業名 | 聴覚障害者向けライブ字幕サービス | |||
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事業者名 | 株式会社アイセック・ジャパン | |||
成果概要 | 昨年度の実績としては、いままでの人手による「e-ミミ」サービスに加え、音声認識と人手による入力のハイブリッドサービスとして「Ai-mimi」を提供しました。既存のお客様に加え、「e-ミミ」に関しては、千代田区議会、港区議会で使用が始まった。また「Ai-mimi」に関しては、ローカル放送局との実証実験として、福井放送とテレビ愛知のニュース番組を音声認識と人の入力で実施した。 | |||
成果発表概要 |
話した内容をリアルタイムで文字化するサービス「e-ミミ」は、電話を通じて「e―ミミセンター」と利用者を結び、文字通訳者が字幕を送信するサービスです。
そのほか、福井県議会や千代田区議会、今年度から港区議会が聴覚障がい者向けに、ライブ字幕配信を弊社サービスを使って実施しています。 また、全文表示が求められる講演会やセミナー、シンポジウムなどで使われており、参加した方からは、聴覚障がい者ばかりでなく、健聴者にとってもとてもためになる仕組みとして、高い評価をいただいております。 令和元年度では、テレビの放送、特に、字幕付与が遅れているローカル番組のライブ番組の字幕として、2ndセカンドスクリーンによる字幕提供をAIと人とのハイブリッド字幕である「Ai-mimi」の実証実験を実施いたしました。
など、高い評価をいただきました。 一方、最初に表示される音声認識の字幕に関しては 「かなり間違いも多く感じた」 との否定的なコメントもいただいた。 今回のハイブリッド字幕では、音声を直接音声認識にかけるて表示されてから手修正を行うケースと音声をオペレーターがリスピークをして音声認識に欠けるケースの2通りを実験した。 アナウンサーの方の声については、直接音声認識にかけてもかなり高い精度の字幕が提供されることはわかったが、それ以外のケースでは、オペレーターのリスピークによる音声認識の方が精度も高く、オペレーターの修正もやりやすかった。 ハイブリッドでのライブ字幕作成にも一定の成果がみられ、今後のハイブリッド方式への移行を進めていくことになりそうである。 ※事業成果の詳細は参考資料を参照ください。 |
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参考資料 | 成果発表会資料 |
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原本作成日: 2020年11月12日; 更新日: 2020年11月12日;