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現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 身体に障害がある人の生活を便利にする学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発

身体に障害がある人の生活を便利にする
学習型赤外線リモコンのアプリケーションを開発(2/5)

2. 学習型赤外線リモコン開発のきっかけは?

毎日生活の中では、テレビ、CDやDVDプレーヤー、エアコンなどいくつものリモコンを使いこなさなくてはなりません。障害のある方がリモコンを使いやすくできる機器を開発できないだろうかと考え、家電製品などのリモコン装置が出す赤外線信号に注目しました。この学習型赤外線リモコンのアイデアは、5、6年前から温めていましたが、いろいろな状況を見ながら開発をじっくりと進めました。そして完成したのが、学習型赤外線リモコン「なんでもIR」です。

「なんでもIR」はパソコンにUSBで接続し、複数の家電製品やAV機器をパソコンで集中コントロールできるのが特長です。リモコン信号は16個の赤外線発光LEDによって360度の方向に発光するので、使用したい製品の方向に向けなくても作動させることができます。リモコンの使える距離は条件によって変わりますが、10メートル離れたところまでは使えます。ルームライトや電動カーテンなどの操作もできます。

使用するには、専用のアプリケーション「なんでもIRセンター」をパソコンにインストールし、パソコンの画面上に表示されるスクリーンリモコンによって操作します。「なんでもIRセンター」には、あらかじめ10から20のメーカーのかなりの機種のデータを入れてありますから、このプリセットデータを利用していただくことができます。あるいはお手持ちのリモコンデータを、アプリケーションを使って簡単に学習させると利用できます。

ノートパソコンに接続された「なんでもIR」の写真
※資料1 なんでもIRの写真

「テレビ」「DVDレコーダー」等の選択画面「テレビ」の操作画面、「入力切替」「CH」「音量」などの操作ボタンがある
※資料2 なんでもIRセンターの画像の写真

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