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「らくらくホン」は、音声読み上げ機能がついた
ユニバーサルデザインの携帯電話です(1/6)

1. らくらくホンが製品化されたきっかけについて

らくらくホンは、世の中の携帯電話には複雑なものが多く使いづらいので、便利な機能を使いやすくしたものがほしいという人向けに開発している携帯電話です。ユーザーは50代以降の人たちが相当な割合を占めています。1999年にはじめて発売してから脈々とわかりやすさを継承し、今に至っています。

当時はすでに携帯電話は電話だけではなく、ショートメールの機能が若者の間では相当使われるようになっていました。iモードのサービスが1999年2月に始まりましたから、携帯電話はより便利な機能をたくさんつけて、多様化していく一方でした。その一方で、来たるべき高齢化社会では、高機能の携帯電話を使うのが難しい人たちが出てくるだろうという予想がありました。誰でも便利に使えるような携帯電話が絶対に求められるということから、らくらくホンの開発が始まりました。携帯電話の機能の多様化や複雑化を見据えた形で、他に先駆けてやってきた機種だといえます。らくらくホンは、初代のものを別としてほとんどの機種を富士通(株)様と開発していますが、これまでに12機種発売しました。

らくらくホンには特徴的なところがいくつかあります。1、2、3のボタンは非常にわかりやすいらくらくホンの特徴です。その3つのワンタッチダイヤルに加え大きく押しやすいボタン、大きく見やすい文字は最初のらくらくホンから守ってきています。高齢になって小さい文字が見づらい、聞こえづらい、などさまざまな方に使いやすい携帯電話を追求し、機能を進化させています。

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