サイトマップ - ヘルプ - お問い合わせ
 
 
現在位置: トップページ > トピック記事 > 高齢者・障害者支援サービス・取組 > 障害者雇用促進のためにできること(NTTデータだいち)(4/4)

障害者雇用促進のためにできること(NTTデータだいち)(4/4)

4. 今後の展望と期待すること

私たちの会社は、障がい者雇用を促進することが重要なミッションであるため、逆にそれに結びつかない事業の展開は、基本的には考えていません。その中で、ITを活かしたWEB事業というのは、eスタッフにとって、今後さらなる可能性が見込まれる事業だと思っています。課題はセキュリティとスピードですが、個人情報に紐づかないデータのあり方を検討したり、身体と時間を酷使しなくても効率が上がる方法を工夫したりと、やり方はいろいろと考えられるはずです。

今後の展望ですが、「Webアクセシビリティ診断サービス」については、JIS X 8341-3:2010への対応も含めて、NTTデータの技術開発本部と一緒に、しっかりと継続的に続けていきたいです。さらには、「NTTデータだいちに頼めばアクセシビリティ診断もやってくれるし、診断した結果に対してサイトのリニューアルもしてくれる」といったような、診断から構築までを網羅したアクセシビリティソリューションを、WEB事業部の柱としていきたいです。JISが今年8月に改正したというのは、状況として非常に追い風になる可能性が高いですから、開発速度を上げられるよう、まわりの状況も見ながら考えていきます。

そして、そうやって仕事が増えていくということは、eスタッフの仕事も増えるということですし、さらにはWEB事業部のメンバーの拡大にもつながっていくと思うのです。

さらに大きな理想を言うのならば、NTTデータだいちが、在宅勤務という形態で障がい者雇用を促進している特例子会社のパイオニアとして、事業の実績を積み重ねるとともに、様々なことを発信していけるようになっていきたいです。特に地方では、働きたくても働ける環境がないという人がたくさんいますし、障がいを持っている方にとってはなおさらです。「NTTデータだいちのようなやり方ならば、障がいを持った方がきちんと働ける環境を作れるかもしれない」と言っていただけるような、障がい者雇用の明るい未来の一端を、私たちが切り開いていきたいと思っています。

取材日:
2010年12月
取材協力:
株式会社NTTデータだいち
取材者:
独立行政法人 情報通信研究機構 情報通信振興部門 バリアフリーサイト

ページの先頭に戻る

前へ 目次へ

 

以下は、このページの奥付です