すでに述べたとおり、見守りロボットは2016年の製品化を目指して開発を進めています。すでに様々なモニタリングを行っていますが、高齢者・障害者の介護現場では私たちの想定していない状況が起こる可能性もあります。その点は、最終的に人間が対応する必要があります。現場のスタッフさんがより適切に判断できるように、今後も介護現場での実証試験を繰り返し行う必要があると考えています。
製品化に向けては、自律走行の技術や耐久性の向上を進めるとともに、安全対策をさらに進めていく予定です。これまでになかった製品ということで、法的な基準についてもクリアしていかなければいけません。
またより多くの介護現場で活用していただくためにも、製造コストの削減を含め、低価格化への取り組みも重要だと考えています。数年で回収可能にすることで、より多くのニーズを取り込めるものと期待しています。