スタジオギフトハンズでは、タブレット端末用のスタンドを開発・販売しており、活用セミナーなども行っております。
ロービジョンの方の「ものが見えにくい」、「視野が狭くなる」といった問題に、iPadが効果的なのはこれまでにも述べたとおりですが、拡大鏡のついたスタンドを活用することで、より扱いやすくするものです。このスタンドはiPadを対象物の上方に浮かせた状態で固定して使用することが出来ます。拡大鏡がついているので、対象を拡大して見やすくし閲覧する事ができます。iPadはカメラ機能の状態にしておくと、自動でピントが合うだけでなく、更に大きく拡大することも容易です。スタンドの下に置かれた書籍を拡大して閲覧でき、読書などをより快適にできるスタンドです。
スタジオギフトハンズが開発したタブレットスタンドの写真。
下に手をいれるスペースがあり、作業しやすいのが大きな特徴。
このスタンドの特徴は、iPadの下にスペースを設けていることです。これにより手元を見ながら作業することも出来ます。例えば、手元を拡大しながらハンズフリーで爪切りやマニキュアなどの作業を行うことも出来ます。外出先でも使えるようなデザインにもこだわりました。軽量で携帯性にすぐれており、スマートに使用できるよう工夫しています。使う人の活動性を向上させたいという思いがあったので、その点を意識して開発しました。
スタジオギフトハンズ三宅さんのインタビュー模様、およびタブレットスタンドの動画説明。
（動画を見る場合は上の画面の左下の三角矢印をクリックしてください）
弊社で開発・販売しているのは今のところこのスタンドだけです。新しい取り組みを行う中で、相手に信頼してもらうためには利益を出すためだとうまくいかないと考えています。あくまでも社会貢献の立場から、この活動をiPadやiPhoneを用いたデジタルビジョンケアと称して、眼科医療や産業保健の分野において啓蒙を進めています。また今後は、医師免許を持った起業家としての立場を活用して、医者の新しい生き方のロールモデルが作れたらという思いを持っています。
目下、取り組んでいるのは、2017年にオープンを計画している「神戸アイセンター」の準備です。iPS細胞を使った再生医療を行うことで注目されている新しい眼科医療施設ですが、その中でiPadなどを使った「デジタルビジョンケア」を行います。最先端医療と生活を向上する「デジタルビジョンケア」を組み合わせることで、視覚障がいの方もより前向きに行きられるような社会を実現したいと考えています。
