株式会社プラスヴォイスは、誰もが安心して暮らすことが出来るためのソリューションを提案する会社です。 テレビ電話等を使用し、聴覚障がい者の代わりに電話をかける代理電話サービスをはじめとして、障がい者の方の生活を向上させるためのサービスを提供しています。IT技術・通信技術を活用し、さまざまなコミュニケーションの可能性を広げ、聴覚障がい者がどこにいてもコミュニケーションの輪に加わり、情報格差のない社会を作ることを目指しています。
2016年4月、障がい者差別解消法が施行され、障がいを理由とする差別の解消と、障がい者への合理的配慮が求められるようになりました。顧客サービスを追求する民間企業のみならず公的機関でも窓口対応において聴覚障がい者へのサービスを向上させる取り組みが広がっています。
聴覚障がい者は大きく「ろう者」、「難聴者」、「中途失聴者」と分けられます。障がいの程度は様々で、それぞれの障がいに応じたサポートが求められます。モデル事業では「遠隔手話通訳」、「筆談」、「音声認識」の3つのサポートを用意しました。聴覚障がい者がサポートを選択、あるいは組み合わせることで、ニーズに合わせた方法でコミュニケーションが取れるようになります。全ての聴覚障がい者の方々をサポートしていく仕組みを、パッケージ化したものが「聴覚障がい者向けトータル支援システム」です。
株式会社プラスヴォイスが提供する聴覚障がい者向けのコミュニケーション支援アプリケーション名についている「UD」はユニバーサルデザインのことです。聴覚障がい者や高齢者にも読みやすい文字色やサイズ、大きさなど様々な工夫で、聞こえない、話せないという方々をトータルでサポートします。
今回の「東京都ICT遠隔手話通話等モデル事業」では遠隔手話通訳サービスと、簡単筆談アプリ「UD手書き 」、ミーティング・会議の支援アプリ「UDトーク」のサービス提供をいたしました。