今後、どのような課題解決に注力していきたいとお考えですか?
神田:デジタル利用から距離を置いている方や、興味はあるけど使い方がわからないという方に向けて、デジタルの魅力や利便性をしっかりと伝えていきたいです。一般的に障害者のICT利用は遅れていると言われています。また、障害の種類によってWebサイトに求められる機能は異なります。
例えば、視覚障害者のwebサイトの利用には、まだまだ高いハードルがあると感じています。デジタル利用拡大の取り組みとして、2023年度から行政と事業者との協働でスマートフォン教室も開催していく予定です。
神田:私たちの場合、障害者やそのご家族に加えて、支援団体の方と話をする機会もありますので、そこから出た意見をしっかりと吸い上げて、サイト運用に活かしていきたいと考えています。当事者の声を聞きながら、今後も改善を続けていきたいです。