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様々な分野の情報資産を横断的に利活用するために、例えば、ある災害の時間的・空間的な周辺で起きた出来事に関するデータや、原因・結果などある災害と概念的に関連性のあるデータ、ある災害の説明によく参照されるデータなど、様々な種類の相関関係に基づいてお互いに関連のあるデータを、分野や種類の違いを超えて横断的に検索できるようにする技術の研究開発について紹介します。こうした検索技術により、膨張し続けるビッグデータの中から、ある出来事に関連する様々な自然現象や社会現象を示すデータを網羅性高く見つけ出せるようになり、災害情報分析やデータ中心科学に役立てることを目指しています。現在我々は、世界100拠点以上から構成される大規模科学データベースWorld Data System (WDS)をはじめ、数十億ページ規模のWebアーカイブや物理／社会センシングデータを対象にした分野横断検索技術の研究開発に取り組んでいます。