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知識・言語グリッドテストベッド
知識・言語グリッドテストベッドの目的は、数十億ページ規模のWeb文書アーカイブや世界100拠点以上から構成されるWDS科学データベース、そして、センサーデータアーカイブといった多様なビッグデータと、情報分析や多言語翻訳、音声コミュニケーションといった多様なプログラムを情報資産として再利用可能な形で共有し、ユーザが様々な情報資産を組み合わせながら迅速に情報サービスを開発できるようにすることです。このプラットフォームを用いることで、例えばデータキュレーターが分析に必要なデータを、複数のデータセットからプログラムを用いて加工し関連付けることで制作・公開することが可能になります。
このように多様なデータやプログラムを容易に組み合わせてアジャイルに情報サービスを開発できるように、情報資産の高速な検索やデータやプログラム間の入出力の依存関係を記述するだけで情報資産を連携できる仕様記述言語とその解釈実行系の開発に取り組んでいます。さらに、知識・言語グリッドテストベッドは、多様なユーザを支援するために、利用可能な情報資産を自発的に拡充していく仕組みを備える必要があります。そこで、ユーザによる情報資産の提供を可能とし、さらに提供されたデータやプログラムによって新たに生成されるデータが再び他のユーザに提供されるようなエコシステムの実現にも取り組んでいます。
