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:2002年7月26日 |
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:田中正人 |
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:特許第3331350号 |
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:「電気・電子」 |
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:NICT |
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:「機械・部品の製造」 |
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移相器を減らし、低コストで軽量化 |
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移動する目標物から到来する電波を利用して、アンテナビームをその目標物の方向に指向させる自動追尾方式でフェーズドアレーアンテナシステムが用いられている。このシステムでは、信号の受信などのために、各素子アンテナからの信号の和パターンと差パターンを生成する必要があり、多数の移相器と電力合成器で作られてきたが、コスト高が問題である。 |
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本発明では、和パターンを発生する構成と差パターンを発生する構成とは、少なくともひとつの素子アンテナを併用した構成であり、上記の併用された少なくともひとつの素子アンテナに接続された移相量を調整可能な移相器の数は1以下である。これによって、移相量を調整可能な移相器の数を従来の方式に比べて減ずることができる。 |
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●衛星搭載用アンテナ
衛星にフェーズドアレーアンテナを搭載する際に、本発明を利用することで移相器の数を減らせるため、低コスト化と共に重量の削減を図ることができる。
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