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:2005年9月16日 |
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:長谷 良裕 |
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:特許第3718714号 |
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:「電気・電子」 |
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:NICT |
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:「制御・ソフトウェア」 |
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電話、セキュリティー管理、出退社管理などの兼用が可能な小型携帯カード端末を利用した構内複合通信システム |
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構内無線電話システムは、携帯する端末に通話機能が必須である限り、送受話機や操作ボタンなどを搭載するために一定のサイズが必要になり、小型化の追求には限界がある。ゆえに小型化と通話の利便性を兼備するという二律背反する要求を満たすことは困難であった。また、構内無線電話とセキュリティーカードは別々のシステムであり、端末とカードをそれぞれ携帯する必要があった。 |
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本発明では、携帯する端末を通話機能が排された無線IDカードのみとすることで小型化を進展させつつ、端末による通話を代替するため呼出時にはIDカード携帯者近傍の電話機に自動接続して通話をすることで、通話の利便性をも同時に実現させる。また、無線IDカードに携帯者を特定可能な情報を記録できるのでセキュリティー管理システムや出退社管理システムとして兼用することもできる。 |
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●構内複合通信システム
オフィスなどの施設構内において無線機能を持った小型端末一つを携帯することで、電話・セキュリティカード・入退出管理・出退社管理・社員証など様々な機能を一元的に利用できる構内通信システムの導入が可能となる。システム・業務の効率化、コストカットなどの効果が見込める。
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