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:2007年11月22日 |
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:木村和宏 |
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:特許第4041894号 |
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:「情報・通信」「その他」 |
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:NICT |
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:「制御・ソフトウェア」 |
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準天頂衛星の予備衛星を少ない燃料で短時間に軌道投入 |
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静止衛星に比べ、日本上空を高仰角で捉える事が出来る「準天頂衛星システム」にお
いて、衛星故障に対応した素早い予備衛星との交換作業が必要になる。ただし、衛星
搭載燃料に限りがあることと、残燃料が衛星の寿命を決めている面もあるため、予備
衛星の投入には、燃料効率の最適化が必要であった。
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準天頂衛星は、3つ以上の異なる軌道面に衛星を投入しなければならないが、予め故
障する衛星の軌道面が判明していない。本発明における軌道計画は、予備衛星を低高
度周回軌道に待機させておき、故障が発生してから当該故障衛星の軌道面に合った軌
道制御計画により、使用燃料の効率化を行うものである。
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●予備衛星軌道投入計画作成プログラム
本発明によると、軌道面によらず少ない燃料で予備衛星を所望する軌道に素早く投入
することができ、予備衛星の寿命を延ばしかつシステムの障害時間を軽減できる。
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