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:2001年1月26日 |
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:荒川佳樹 |
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:特許第3151710号 |
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:「情報・通信」 |
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:NICT・荒川佳樹 |
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:「制御・ソフトウェア」 |
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高速3DグラフィックスアルゴリズムU |
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従来の形状演算処理では、浮動小数点演算を行うたびに数値の丸めが行われることにより演算誤差が蓄積し、図形処理が破綻するという問題があった。処理系の暴走に対応した例外処理部を設ける方法は、根本的な解決になっていなかった。 |
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本発明では、可変長ビットの整数演算に、4次元同次座標系処理を導入することにより、演算誤差による幾何演算の破綻がなく、割り算を不要にした。また、演算に必要とされる桁数がある上限以上に増大することなく、予め必要とされる最大桁数を見積もることができるようにした。更に、演算桁数の低減に必要不可欠な線分を、ゼロ三角形データの枠組みで保持して、非常に単純なデータ構造にした。 |
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●3次元図形の形状演算装置
データ処理量を大幅に減らすことができるので、高い処理効率が得られる。
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