吃音症状をもつ方のための吃音克服訓練支援SaaSの開発および提供
吃音児、吃音者、言語発達遅滞や構音障害に伴う吃音様症状をもつ小児
ネットワークを介してリハビリ施設、学校(ことばの教室)、こども療育センター、言語聴覚士養成学校、自宅患者向けに吃音克服訓練を支援するサービス、および吃音者の電話使用時の会話困難を解消するポケットリズムアプリケーションソフトウェアを開発し提供します。また、日本全体構造臨床言語学会および日本言語聴覚士協会と連携し、病院の言語聴覚士間の訓練手段の組み合わせ方法等に関する臨床ノウハウの情報交換の場として、吃音克服訓練SaaSホームページを立ち上げます。
図1 吃音克服訓練SaaSの運営体制図
【図の説明】
本システムは、クラウドに置かれるサーバーシステムと、クライアント側PC等で構成されます。
全体構造法を基に、吃音克服訓練支援システムと訓練コンテンツ(準備体操(STEP0)、身体リズム運動訓練(STEP1,2)、となえうた訓練(STEP3,4)等)を開発します。
また、吃音者・児の症状出現は個人差が著しく、電話時/挨拶時/説明時/音読時/会話時等、特定時に症状が偏る場合もあり多彩であるため、吃音の全場面や領域を想定し、体系だった訓練内容を提供し、各自の症状の違いに合わせて選択練習できるようスマートホン版ポケットリズムを開発します。たとえば電話時吃音発生防止のために、電話の受け取り時あるいは電話最中に振動リズムを発生させ、ことばを出やすくします。
図2 吃音克服訓練SaaSのサービスのイメージ図
【図の説明】
以下は、このページの奥付です。
原本作成日: 2012年8月20日; 更新日: 2022年3月3日;