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より一層のアクセシビリティの向上を目指して
(東京都杉並区「のーまらいふ杉並」)(4/5)

4. アクセシビリティ上の課題について

ユーザー評価やヒヤリング調査で出た結果は、運用会議で内容を検討し、サイトの改善につなげていくようにしています。これまでにユーザー評価を反映して改善を行った例としては、トップページの変更などがあります。これは、トップページの「暮らしの場面から探す」のメニューが下の方にあるため押しにくい、新着情報、トピックス、イベント情報の違いがわかりにくい、という意見を反映したもので、トップページの上下の配置要素や位置を変更しました。

一般のホームページの場合、トピックスなど今伝えたいことを先に出し、「障害者のてびき」などのように作りこむ部分は後に出す、という構成が多いですが、実際に何か調べるために見ている人にとっては、トピックスの記事が上にあることに、あまり意味はないわけです。この変更は、アクセス数等の影響が出るようならすぐに元に戻そうという了解のもと始めたのですが、結果的には悪くならなかったので、現在はこの状態で進めています。

今後については、基本的な使い勝手の部分での大幅な見直しを検討しています。「のーまらいふ杉並」を作った当初は、「障害者のてびき」を元に情報分類(タイトル)を決めていたのですが、実際運用してみると、求めている記事に結びつかなかったり、タイトルの言葉を見て内容を想像できなかったり、という問題が生じてきました。また、現在のホームページでは更新順に記事が表示されるのですが、それが、例えば窓口対応の職員にとっては、必ずしも使い勝手のよい順番ではありません。結局、情報自体はウェブの方が新しくても、実際の業務ではまだまだ冊子が重宝されているという状況が続いてしまっています。

これらの問題を解決するために、タイトル及び記事の重み付けを再検討し、どの記事がどの分類のどこにあるということを探しやすい状態に直していきたいなと。それができると、一般ユーザーはもちろんのこと、区の職員や民間の事業者にとっても、もっともっと使いやすいサイトになるのではないかと思っています。

トップページで、項目の位置や配置が変わっていることを示す画像
※写真3 トップページの改善前と改善後

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