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夢をあきらめずプロ野球の道へ
〜横浜ベイスターズ・石井裕也さん〜(3/4)

3. プロ野球の楽しさと難しさについて

プロに行くにあたって、社会人野球の監督やコーチ、そしてまわりからは、とにかく厳しい世界だぞ、甘い気持ちでやれる世界ではない、ということを強く言われました。実際に入ってみて感じたのは、自分には絶対的に練習量が足りないと感じ、もっともっと練習して、うまくならなければならないと、切に思いました。

社会人とプロとの大きな違いは、時間の使い方です。社会人のときは、仕事との両立が当たり前ですが、プロは1日中、試合だったり練習だったりで、野球をしていられる時間が圧倒的に長いし、練習環境も違います。だから、どうやって時間を見つけて、どんな練習をしていこうか、とか、そういう悩みはつきませんが、プロの壁にぶち当たって落ち込んだ、という経験はあまりなかったですね。今はとにかく、野球ができることが本当に楽しいです。

難しいと感じるのは、やはりコミュニケーションですね。普段の会話は、話す人の口元を見ながらするのですが、話すスピードが速いと、わからないことも多い。でも、野球をする上では、それをハンデと感じる場面はあまりないです。少なくともチームの皆は自分のことをわかってくれているし、ミーティングもホワイトボードを用いたりして、工夫しながらやっています。

室内で話す石井選手の写真
※写真3 練習の様子と一転、和やかな笑顔の石井選手

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