日本で、公開と同時に映画に字幕や音声ガイドがついた作品は、レンタルリリースを含め、年間約800本もの映画が世に出る中、バリアフリー化される作品はわずか4〜5本というのが現状です。
あまり知られていないことなのですが、既にバリアフリー化した映画については、レンタル店で扱っているDVDなどでも楽しむことが可能です。
障がいの有無を問わず、小さいお子さんからご年配の方までユニバーサルな楽しみ方のひとつとして、ぜひ一度利用してみていただければと思います。
※写真8 バリアフリー映画DVDのセットアップメニュー表示画面 映画「西の魔女が死んだ」より
2010年5月には、最新作として“生”の確かさを丹念に綴る映画『春との旅』をバリアフリー映画として提供する予定です。
住友商事グループは今後も出来るだけ多くの方にバリアフリー上映の存在を知っていただき、バリアフリー化した映画作品を多く提供していくことで、障がいがあっても、「みんなと一緒に映画を楽しんで、語り合うことで空間が共有できる」ような本当の意味でバリアフリーな豊かな社会を実現できるようにお手伝いができればと考えています。
以下は、このページの奥付です
原本作成日: 2010年4月12日; 更新日: 2019年8月23日;