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当事者の立場に立った情報バリアフリー化を
(東京都町田市)(2/4)

2.「情報バリアフリーハンドブック」とは

「情報バリアフリーハンドブック」では、障がいのある方がどのように情報を入手しているのか、その情報を入手するためにどんな問題があるのか、あると便利なサービスは何かなど、当事者の立場に立った、使う人にやさしい情報提供のあり方やサポートの仕方について、わかりやすく解説しています。市民みんなの相互理解を深めるための、いわば「情報バリアフリー入門編」です。

例えば、視覚の障がいを持つ人は、全盲の人ならば主に「点字」か「音声」、弱視の人ならば「ルーペ」や「拡大読書器」などを使って情報を入手します。ただし、点字や音声が全ての情報に用意されているわけではなかったり、文字自体が小さすぎたりすると、情報をきちんと入手することができません。

そこで、朗読サービスやCD(デジタル録音図書)、活字文書の読上げ装置、音声機能のついたパソコンが使えるように環境を整えたり、点訳したものや大きな活字の文書を増やしたりする対応をすることによって、もっと便利に、情報の入手ができるようになるのです。

この他にも、聴覚の障がいを持つ人や高齢者など、さまざまな立場の人が、どのようにすればわかりやすく情報を伝えあうことができるのか、その課題改善の方法や工夫を示しています。このハンドブックをきっかけに、サービスを受ける側と提供する側を始め、すべての市民による情報のバリアフリー化を進められれば、と思っています。

またこのハンドブック以外にも、まちの中で困っている人にできることをまとめた「心のバリアフリーハンドブック」や、車いす使用者などが利用できる"みんなのトイレ"の位置を示した「みんなのおでかけマップ」など、町田市ではさまざまなバリアフリー関連の冊子を発行しています。

町田市が発行したバリアフリー関連の冊子や報告書の写真
※写真3 町田市が発行したバリアフリー関連の冊子や報告書

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