手話辞典には表現の由来を収録
「ゲームで学べる手話辞典」で力を入れたのが、「いかに楽しく、効果的に学べるようにするか」という点です。
辞書モードでは、表現の由来について解説文を入れ、学びやすくなるよう工夫をしました。たとえば「つながる」という言葉には「親指と人差し指で作った輪を絡ませ、ぐるりと輪を描く。人や物の結びつきを表現」という説明が入ります。その言葉の由来を知ることで、単に手指の動きを見るよりも覚え易くなります。
ゲームモードを搭載したのも楽しく学ぶという点を重視したためです。ゲームにすることで、学習への意欲を湧きやすくする効果を期待しています。ゲームモードは、ステージが進むにつれ難易度があがっていくようになっており、自然と段階的な学習ができようになっています。
ゲームで正解できなかった単語は、辞書モードに蓄積できるようになっています。"「遊ぶ」で答えられなかった単語"という項目がそれで、ゲームで遊んだ後には、しっかりと復習ができるようになっています。学習ソフトとして大切な復習面もフォローしているわけです。