地域が抱える健康福祉の問題を解決するために、自治体とICTを持つ企業のマッチング・イベント「ガバメントピッチ」に参加した背景を教えてください。
青木:超高齢社会の近未来と介護の現状について、強い危機感を感じていたからです。自治体から示された要望は、高齢者の運動不足や見守りサービスに対して、見る側と見られる側の負担を減らし、健康な高齢者を増やしたいということでした。
この課題解決のため、ゲームのように楽しく続けることで健康につながるサービスとして「メグリー」を提案しました。最新のICTを活用して医療や健康に関わる「ヘルステック」というより、動機づけを重視した「モチベーションテック」である点を評価されたように感じました。そして、東京都豊島区、長野県松本市などの自治体と協業する機会を得ることができました。今後、「メグリー」を多くの自治体に紹介して事業を拡大していきたいです。令和5年に入ってからも、複数の自治体からお問合せをいただけていて、嬉しく思っています。