今後はどのように「見守り・交流アプリ」を展開されていく予定ですか?
栗田:日本で幅広く使用してもらうため、協力企業と一緒に実証実験の結果を踏まえた事業化を検討しています。企業は様々な技術を保有されていますが、ユーザーのニーズを汲み取って製品の開発を進める中で、我々のように当事者と日常的に接している機関の介在が有効だと考えています。あの人もこの人も使っているという親近感を持てる状態となるように、利用者数を増すことができれば、草の根的に孤独・孤立の解消につながると思います。その起点として活用してもらえるよう「見守り・交流アプリ」を広めたいです。
緒方: 引越しや施設に入居することになっても、このアプリを活用すれば人間関係を継続できます。高齢者に限らず、孤独・孤立を抱えている多くの人を助けられるよう、サービスの拡大を目指します。