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近年、光デバイス技術の開発が急速に進んでいます。しかし、現状では、すべてのコンポーネントを光技術だけで実現することは難しく、パケットのフォワーディング、バッファ管理等の複雑な制御では電気処理が 必要です。
 

本研究では、超伝導技術と光技術の融合によって、高速性と低消費電力性を兼ね備えた超伝導 単一磁束量子(SFQ)回路技術用いた超伝導・光インターフェイス技術の研究開発を行い、超高速フォトニックネットワークへの応用を目指しています。

 


主な研究成果

● 通信波長帯 MSM-PDと超伝導マイクロストリップ線路を集積化した、極低温動作光入力モジュールを 開発しました。(図1)

光入力モジュールとSFQチップをフリップチップ接続し、光パルスから SFQパルスへの 変換動作の検証実験を行い、時間幅100 psの光パルスによりSFQパルスの発生を 実証しました。(図2)

 

国立研究開発法人 情報通信研究機構 未来ICT研究所
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