TSUKIMI: Lunar Terahertz SUrveyor for KIlometer-scale MappIng

月には、水や金属などの”資源”が存在すると期待されています。本プロジェクトでは、電磁波のひとつであるテラヘルツ波を用いて、水などの有用な物質のありかを推定します。人類が採掘しやすい地下30cmほどに埋もれている資源の地図をつくり、世界にさきがけて宇宙資源開発を促進します。

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TSUKIMI
とは

わたしたちは、テラヘルツ波センサによる広域な月面の探査によって観測した輝度温度から、氷・土壌水分含有量の測定を目指しています。岩石のテラヘルツ帯での挙動に関するデータベースを作成し、データ解析アルゴリズムの研究開発を行い、耐宇宙環境を備えた多周波数チャンネルのテラヘルツ波センサを開発しています。これらは、産官学でのコンソーシアムをつくることで技術や知恵を統合され、宇宙での運用が可能なシステムを開発し月面の水資源探査を実現させることができます。
TSUKIMI計画(Lunar Terahertz SUrveyor for KIlometer-scale MappIng)は、現在、世界中から経済利用のために注目を浴びている地球の月だけでなく、火星などの惑星探査にも非常に重要な道標となることでしょう。

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