2001年10月2日(火曜)から6日(土曜)まで、幕張メッセでCEATEC JAPAN 2001が開催されました。CEATEC JAPANは、情報通信とエレクトロニクスの総合展示会です。
開催期間中、展示会場の一角に「電気通信アクセシビリティコーナー」を設け、J-WASの展示を行いました。自分のウェブページをJ-WASで点検したり、アクセシビリティに配慮したページの作り方について熱心に尋ねる来場者の姿も見られました。
10月5日(金曜)のカンファレンスでは、実証実験事務局をつとめる、アライド・ブレインズ株式会社・代表取締役の内田 斉が、「ウェブアクセシビリティ向上への取組み」と題する講演を行いました。
講演では、ウェブアクセシビリティについての考え方やポイントを説明したのち、国内の代表的な企業・団体のウェブサイトをJ-WASで点検した結果や、実証実験の取組みについての報告を行いました。
また、講演の中で、全盲の方による、音声読み上げブラウザを使用したウェブ利用のデモンストレーションが行われました
10月6日(土曜)には、J-WASの展示会場で、横浜市立盲学校の生徒による音声読み上げチャットのデモンストレーションが行われ、全国各地の視覚障害者と会場を結んで、会場の様子などをやりとりをしました。
アクセス数は、前日に150件、当日は300件にのぼりました。(なお、その際、株式会社タイテック様に、会場での音声出力についてご配慮をいただきました。ありがとうございました)