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アクセシビリティ確保のためにホームページを一新(愛知県日進市)(3/5)

〜シンプルな構造に徹し、記事更新のチェック体制を充実〜

3. ウェブアクセシビリティガイドラインを守る運用について

日進市の新しいホームページは、ウェブアクセシビリティの機能を追加しながら、ホームページをリニューアルしていくという形ではなく、まずガイドラインを作り、それに対応させた形で始まりました。

ウェブアクセシビリティについては、担当者に理解してもらうために、日進市独自で簡易に解説したマニュアルを作成しました。CMSを導入するときには、各課の担当者に、テンプレートへの入力の方法やシステムではカバーできないことについて研修を行いました。

新しいシステムでは、アクセシビリティガイドラインを守るために、決められた情報をきちんとテンプレートに入力しないと、エラーが出るようになっています。しかし、機種依存文字や半角数字などはエラーとして出ないので、入力する人が注意する必要があります。

入力しないとエラーが出る例

※図表の1つ1つの項目にALT属性が付いている例
http://www.city.nisshin.aichi.jp/~bousai/bousaigaido/bousaiindex.html(リンク先は削除されています。2013年2月28日)

※各ページに問い合わせ先の課の電話番号が、ページ下の同じ場所に明記されている
http://www.city.nisshin.lg.jp/sumai/bohan_bosai/taishin.html(リンク先は削除されています。2011年2月7日)

※税金のページ→担当は税務課市民税係
税金のページの画像

※戸籍・住民登録のページ→担当は市民窓口課戸籍係
戸籍・住民登録のページの画像

※市役所への行き方は路線図だけでなく、文章で細かな説明がされている
http://www.city.nisshin.lg.jp/purofuiru/access.html

その他文字のサイズや色などは自由に変更できない、2行以上の表組みを作れないなどシステムで規制をしています。アクセシビリティに準拠したテンプレートでは2行以上の表は作れないので、表組を作る場合は情報化推進係まで連絡してもらい、こちらでベースを作ったり、ソースで書き作成したりすることもあります。

PDFファイルはアクセシビリティに対応したものだけを貼りつけるというルールにしました。対応できるツールが情報化推進係にしかないので、必要な場合には担当者に元原稿を送ってもらい、情報推進課係にてタグ付きのPDFファイルを作成しています。その他情報推進係の担当者がPDFファイルの言語の指定や文書構造の指定などを行っています。

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