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ユニバーサルデザインの視点で暮らしを見つめなおし、
21世紀は“誰でも社会”へ (1/5)

1. ユニバーサルデザインって何ですか

私たちが暮らしていくうえで必要な、まちやもの、情報やサービスなどのすべてを、年齢、性別、国籍、能力や体格などにかかわらず、できるかぎり多くの人が使用、利用できるように最初から考慮してデザインするという考え方、およびそのプロセスがユニバーサルデザインです。

ユニバーサルデザインには七つの原則があります。

  1. 誰にでも利用できること。
  2. 使い方を自分なりに選べること。
  3. 使い方が誰にでも簡単にわかること。
  4. 使い手に必要な情報がすぐに理解できること。
  5. うっかりミスや危険につながらないデザインであること。
  6. 無理な姿勢をとることなく、少ない力で効率的に使えること。
  7. 誰もがアクセスしやすいスペースと大きさが確保されていること。

デザインという概念は、日本ではもののかたちをデザインするという狭義にとらえられることが多いのですが、本来は、社会デザインや人生設計というように、大きな意味を含むものなのです。ユニバーサルデザインとは、世の中のあり方や人々のかかわり方をデザインするという社会変革に近い概念であり、いま、日本でもこの言葉を命題にして、各省庁・自治体・企業などが取り組みを続けています。

表紙画像
『誰でも社会』へ〜ディジタル時代のユニバーサルデザイン〜」/岩波書店 関根千佳著
  (七つの原則掲載)

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