色は誰にでも同じように見えるわけではないので、他の人には違って見えるものが同じように見えたり、見分けがつかなかったりすることがあります。
カラーユニバーサルデザインの原則は、下記の通りです。
上記のことを配慮した上で、目に優しく、見て美しいデザインを追求することをカラーユニバーサルデザインは求めています。
それでは、配色に気をつければ、どんな人にも見分けられるようなデザインになるのでしょうか。色は、面積によっても影響を受けます。外光で見る場合と、室内でも白熱灯と蛍光灯で見る場合とでは変わってきます。また印刷色もあれば発光色もあるので、こうすれば解決できますよということはむずかしく、ケースバイケースで対応し、アドバイスしています。
平成16年6月に、JIS X 8341-3:2004「高齢者・障害者等配慮設計指針−情報通信における機器、ソフトウェア及びサービス−第3部:ウェブコンテンツ」(以下、「ウェブアクセシビリティJIS」と略す。)が制定されました。その中にも見えやすい色についての記載も参考になります。
※JIS X 8341-3
5.5「色及び形」
5.5aウェブコンテンツの内容を理解・操作するのに必要な情報は、色だけに依存して提供してはならない。
5.6「文字」
5.6c フォントの色には、背景色などを考慮し見やすい色を指定することが望ましい。
※参考ホームページ
JISの個別要件と12のポイントの関連
http://barrierfree.nict.go.jp/accessibility/minna/jis2.html
以下は、このページの奥付です
原本作成日: 2007年12月25日; 更新日: 2019年8月7日;